最初に、自分はこの映画を、まだ観てません。そして、レンタルになるのを待ってる程度なのですが、宮崎駿作品は、可能なかぎり観てきた者としては、このような論説を書かれると、気になって仕方がありません。    「そう、幼少期にまで遡らなければ、もはや世の中を肯定することなどできないとばかりに、宮崎駿は臆面もなく5歳児や恋する人魚の主観になってみせる。ストーリー性よりも、こうあるべき慈愛に満ちた世界と高揚する映画的な瞬間が優先されるのだ。 ただし、ポジティブ思考の塊にも思える本作の背骨には、現状への痛烈なアンチテーゼが貫かれている。「ハウルの動く城」までに自分たちが積み上げてきた高度な表現技術の否定。手描きの絵を動かすという素朴なアニミズムによってこそ、生きとし生ける者に宿る生命感は謳い上げられる。....そして根っこにあるのは、子供たちの可能性を奪う閉塞した現代への憤り。批判精神を押し込め、希望へと反転させた豊かな映像には凄味さえ備わり、宮崎の祈りにも似た切実な次世代への想いが全編にみなぎっている。(清水節)(eiga.com)」(YAHOO!映画より引用)    観て心地よかったと感じたとしても、現代社会に対する風刺が、隠し味になっていないと、その作品が人の心を長く掴む事はないと考えます。そういう意味では、配給収入が地味であった「となりのトトロ」がいまだ知名度が高いのも、宮崎アニメの原点だと再確認するわけです。

YAHOO!映画
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tydt/id327529/
「昭和34年春。東京オリンピックの開催が決定し、日本は高度経済成長時代に足を踏み入れようとしていた。...多くのファンからの要望に応え、『ALWAYS 三丁目の夕日』が再びスクリーンに。前作で淳之介を取り戻した茶川が芥川賞に挑戦していく。今回もまた当時の東京の風景をVFXを用いて、目を疑うようなリアルさで再現している。完成したばかりの東京タワー、日本橋などの街並みに加え、東京駅、羽田空港、開通直後の新幹線こだま号など、その時代を知る人にとっては懐かしい映像が続く。また、この映画の魂でもある三丁目の人々の温かさも健在。古きよき“昭和”の世界を再び味わって欲しい。」(映画生活より引用)    続編は、期待はずれな作品が、多い中、秀作でした。2時間以上の長い放映時間は、同時に複数のストーリーが流れるため、テンポよく、飽きずに観る事ができます。ちょっと、盛り込みすぎている感もありますが。前作の骨子を受け継ぎ、ぶれてないストーリーであり、安心しました。お金より大事なものがあるという理想と、お金がなくては豊かな生活は送れないという現実との落としどころも、絶妙です。吉岡秀隆さんの茶川竜之介役は、不器用な人間の典型のような人物で、今回も、名演技で、泣けます。古行純之助(子役の須賀健太くん)とのつながりを中核に、昭和30年代の古き良き、人々の生活が丁寧に描かれてます。

映画生活
http://www.eigaseikatu.com/title/17869/
オフィシャル・サイト
http://www.always3.jp/
前作について
http://blog.goo.ne.jp/rb_beat/e/b0160c443dfda26a18b31857d124ea63
洞爺湖サミットでは、CO2の削減問題が議論されましたが、その可視化として、ポコ(poco)という単位で定量的に表現するそうです。1pocoは100gのCO2を表します。そこで、興味深いのは、フードマイレージという考え方。外国の食物を輸入すると、輸送のために、CO2が使われることになります。    「昨今の輸入食材の問題とはまったく別の観点からみても、国産の野菜や穀物、肉、魚を買うことは重要なのです。たとえば、東京で食べることを考えたとき、キャベツを中国産でなく群馬県産にすれば1個につき2.80poco、トウモロコシをアメリカ産ではなく北海道産にすることで1本1.77poco、うなぎを台湾産ではなく鹿児島産にすれば1串、2.99pocoもの削減になるのです。」(All Aboutより引用)    コストパフォーマンスだけで、市場経済を考えていては、CO2の削減問題は解決しませんので、政治的な施策と、私たちの意識の持ち方にかかっているのかも、しれません。

All About
http://allabout.co.jp/contents/secondlife_tag_c/ecolife/CU20080212A/index3/
せつない嘘をついては、いいわけをのみこんで
果たせぬあの頃の夢は、もう消えた
誰れのせいでもない
自分がちいさすぎるから
それがくやしくて 言葉にできない

(作詞:小田和正 作曲:小田和正 「言葉にできない」より引用)

辛島美登里さんが、カバーしているのですが、
この部分に、号泣ー。
年を重ねる度に、涙腺が弱って、いけません。
(かくれ小田ファンとしては、何度も原曲を聴いているのですが。)

もうひとつ。

きれいな夕焼け雲を
憶えているかい
君と初めて出逢ったのは
ぼくが一番最初だったね
君と歩いた青春が
幕を閉じた
君はなぜ
男に生まれてこなかったのか。

(作詞:伊勢正三 作詞:伊勢正三「君と歩いた青春」より引用)

こちらは、太田裕美さんが、カバーです。
正やんの懐かしい曲です。違った意味で、こちらも、泣ける。
自分は、今が、遅く訪れた青春のようなものですから、人生と重なって、
後、何年、生きれるかなぁと考えると、いけませんねー。
(正やん、天才だと思います。今も、ライブ活動されているようです。)

アルバム「Beautiful Covers」 (椎名 林檎の、翳りゆく部屋、お勧めです。
                小泉 今日子の、サヨナラCOLOR も、是非。)
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A010090/VICL-62806.html
「奇妙なキャラクター"ゆるキャラ"が全国を席巻している。自治体を中心に数百種類。彦根市の「ひこにゃん」は観光客誘致の目玉に。平城遷都1300年の「せんとくん」は、"きもかわいい"と賛否激論に。裁判員制度では「サイバンインコ」以外に60以上も登場。話題の秘密は、低予算で作られたつっこみどころ満載の「完成度の低さ」や「独特の毒気」。象徴的なのは「夕張夫妻」。"負債"と"夫妻"をかけた自虐性が賛否を呼ぶ一方、財政破綻した夕張市にとって安上がりなPRの切り札となった。この"ビジネスモデル"に新時代のPRの形を模索する広告会社も参入を始めている。」(クローズアップ現代より引用)    キャラクターをビジネスモデルとした商法は、サンリオが有名ですね。しかし、これは、プロのクリエーターが、マーケティングや、戦力的な面で時間かけて作り上げ、キャラクターにブランド力をつけ、使用者(メーカー等)は、著作権料を著作権者に支払う事で、ビジネスが成り立ってます。しかし、この"ゆるキャラ"ブームは、地域おこしに関わりが深く、自治体が、一般公募し選定しているので、「完成度の低さ」つまり、”ゆるさ”につながってますし、使用者に著作権料を無料にする(ゆるさ)も、ネットの世界でも扱いやすくなっている様です。(申請し、許可を受ける必要はあるようですが。)興味深く、見てしまいました。(そう言えば、福岡には、グリッピとかいたような。)

クローズアップ現代
http://www.nhk.or.jp/gendai/
「ひこにゃん」サイト
http://hikonyan.hikone-150th.jp/
「夕張夫妻」サイト
http://yubarifusai.jp/index.html