「あさのあつこの小説「バッテリー」。孤高の天才中学生ピッチャーが、野球を通じ家族や友人との関係を築いていくストーリーが世代を超え多くの人々を魅了。累計380万部を突破する大ベストセラーとなった。そんな原作を、『陰陽師』シリーズなど多くの作品を送り出してきた滝田洋二郎監督が映画化。主人公の原田巧を演じたのは、3000人の中からオーディションで選ばれた林遣都(けんと)。12歳ながら自分の才能に気付き、ストイックに腕を磨き続ける反面、不器用で他人に誤解されがちな巧。この難役を、映画初出演とは思えない演技力で堂々と演じきっている。バッテリーを組む豪、弟の青波役の演技も素晴らしい。子供から大人まで楽しめる良作!」(映画生活より引用)    「バッテリー」をやっと観ました。原作があさのあつこさんという事で、女子に人気の作家のイメージが強く、ちょっとどうかなと控えてましたが、評判通り、お勧めの作品です。この映画に出演している子役の役者さんが妙に大人びて感じるのですが、子供でも、このぐらいの事は考えているともとれますが、大人目線で、もう一度、思春期を味わえるのならば、これが最高でしょう。と思わせる中身を持ってます。まずは、原作の質の高さが、単なる少年野球で終わらせてません。
あさのあつこさんが、インタビューに答えてました。「理不尽に感じることや、逆に、よく考えれば自分のほうが間違っていたかな、ということもあるでしょう。結論から言えば、どっちだっていいんです(笑)。人生に正解なんかないのですから。でも、いまそう感じる「思い」や「パワー」は大切にしてください。そのなかから、自分のいいところをどんどん伸ばしてほしいのです。それが一番できるのが10代だと思います。」(少ししかできなくても、失いかけているものを感じて良かったです。)

映画生活
http://www.eigaseikatu.com/title/s-16958
あさのあつこさんのインタビュー
http://www.kadokawa.co.jp/battery/index.php?cnts=author
オフィシャルサイト
http://www.bt-movie.jp/index.html
背中をみせるだけでは、通じない。
言葉にだして、つたないながらも、伝えることだ。
ただ、言ったほうが、お互いにとって、良くなるか、言わないほうがましなのか。
ここの見極めが難しいのだ。そして、タイミングを見逃さないこと。
(今日は、いい方向に実行できた。まあ、問題を来週に持ち越したとも言えるが。)
「ほうら目の前は紺碧の青い空だ
 翼などないけれど 進め
 そうだあこがれや欲望や言いのがれや
 恋人や友達や別れや
 台風や裏切りや唇やできごころや
 ワイセツやぼろもうけの罠や」
 (作詞、作曲: 奥田民生 「息子」より引用)

「半人前がいっちょまえに部屋のすみっこずっと見てやがる
おーメシもくわずなまいきな奴だ」
で、はじまるこの曲をチャットモンチーがカバーしてるのですが、
実に印象的な出来上がりになっていて、気に入ってます。
この曲、すいぶん前の曲ですが、聞き逃していたようで。
自分が反抗期だった頃なのか、それとも、親としてなのか
もう、そんなことはどうでよく、凝縮された歌詞が
あふれかえるというか。...

OKUDA TAMIO COVERS特集
http://ent2.excite.co.jp/music/special/okuda/
Sony Music Online Japan (一部、試聴)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/VA/Compilation/SECL-563/index.html
「政治が絡む五輪には虚実が交じる。特に北京の開会式は「虚」の世界だった。千発もの「消雨弾」が雲に撃ち込まれ、花火の映像は一部CG、美少女の独唱は口パクだった。裏で歌ったのは、見た目は及ばぬが声は一番とされた別の少女である。音楽総監督は「国益を考えた」と明かした▼対照的に、野口さんの決断は「実」そのものだ。「今も走りたい、走ろうという思いは消えることはありません」。しかし、ここで無理すれば選手生命が危うい。肉体を苦使する仕事の、残酷なまでの正直さである▼北京では連日、研ぎ澄ました肉体と精神が正直にぶつかり合っている。北島康介選手の金も、谷亮子選手の銅も、あらゆる「虚」を排した実力勝負の結果だ。だから勝者は輝き、敗者もまた美しい。」(asahi.com天声人語(8/14)より引用)    五輪の開会式について天声人語では、かなり辛口の評価ですが、少なくとも政治的な意図を感じさせるものは、ありました。それでも、いろいろ、問題を抱えながらも、競技は進んでます。メダルをとるという目標を達成する選手は、見てて元気を与えてくれますが、惜敗で去る選手に拍手を送りたいですね。(卓球、見るのが辛かった。)

asahi.com天声人語(8/14)
http://www.asahi.com/paper/column20080814.html
「日中戦争が泥沼化しつつある頃。野上家では、ドイツ文学者の夫・滋と妻・佳代、そしてしっかり者の長女・初子と天真爛漫な次女・照美の4人が貧しくも明るく暮らしていた。お互いを「父べえ」「母べえ」「初べえ」「照べえ」と呼び合う仲睦まじい家族だったが、昭和15年2月、滋が治安維持法違反で検挙されてから苦難の日々が始まった。そんな折、滋の教え子・山崎徹が訪ねてくる。それ以降、徹は一家の手助けをするのだった…。」(映画生活より引用)   「たそがれ清兵衛」、「武士の一分」と評価が世界的に高い、山田洋次監督の作品です。原作は、黒澤明監督のスクリプターをしていた野上照代の幼い頃の思い出をつづったノンフィクション作品との事です。滋は、自分のアイデンティティーを守り貫いた。それは、一本、筋が入っている事はわかるのですが、政治犯の家族は、こんなにも、苦労を強いられるのかと不条理さを感じました。今の時代と戦時中では、家族内で共有する価値感に違いがあるとは思うのですが、自分だったら、自分の志は曲げてでも、家族を守るたいと思います。それでも、戦時中の日本がいかに異常だったか知る意味は、多いにあると思いました。(ノンフィクションだと思って、観ると感慨も違うかもしれません。吉永小百合さんの演技は、お見事ですが、正直言って年齢的に厳しい役柄ですね。子役のお二人の演技も、非常によかったです。)

映画生活
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