はかなくも、すぎゆくその時の流れを
追いかけもせず、季節の変わり目の倦怠感で、
しばし、思考が途絶える。
でも、この病的な感覚が甘味で、一日中でもまどろんでいたい。
桃源郷か、神の国、パラダイスか。
現実から遠く、遠く、離れ。
この肉体は、周辺になじむように同化しつつ消えていく。
なんの痕跡ものこさずに。
「将棋界で最も伝統のあるタイトル・名人戦。今年の対局は、4期連続で名人の座を守る森内俊之(37)と挑戦者・羽生善治(37)。二人は、「宿命のライバル」、同期で同い年、小学4年生以来、27年に渡ってしのぎを削ってきた。」(プロフェッショナル NHK)    自分は将棋をささないので、この番組で感じた事を述べるにとどめますが、150人のプロ棋士から、しのぎをけずり、唯一、ひとり頂点に立つ者が名人と呼ばれる厳しい勝負の世界です。その頂点を極める対局は、定跡から逸脱し常識はずれの混沌から、ただひたすら最善手をさぐる。20時間、張り詰めた対局にも、平常心で向かう精神力。万事休すと感じた時にその人の真価がとわれるとの事。これは、将棋の世界だけではないかもしれません。

プロフェッショナル NHK
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080715/index.html
「劇団ひとり原作の小説が映画に。東京に暮すダメな人たちの人生に焦点を当てた群像劇。借金返済のためにオレオレ詐欺に手を染める青年、C級アイドルを追いかけるオタク少年、家族と世間を捨てた男、夫に逃げられ子供も亡くした孤独な老女…日陰でも懸命に生きる人々を温かい目線で描いている。主演は岡田准一、宮崎あおい、西田敏行、三浦友和ら。岡田准一のオレオレ詐欺にはかなり心が痛いかも。イケメンなのに出過ぎない“引き”の演技が光る。」(goo映画より引用)    日本の社会は厳しいところがあって、一旦、道を踏み外すと、敗者復活戦の機会が少ないものです。でも、ここで登場する人々は、一般常識という物差しではかること自体に意味がないのかもしれません。それぞれの事情で、平行して流れるストーリーは、以外な接点を持ちながら、日陰に咲く人と人がつながっていきます。後悔や傷を背負ってでも、生きていれば、その背負っているものも、軽くなる時がある。だから運命に翻弄されながらでも生きるのだという暖かいものを感じました。(宮崎あおいさんファンの方、お勧め。)

goo映画
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD11899/story.html
オフィシャルサイト
http://www.kage-hinata.jp/index.html
Mステに、永積タカシさんがSUPER BUTTER DOGとして
出演されてました。このような番組でみれるのも、最初で最後かも。
しかも、「サヨナラCOLOR」です。何度聴いても、いいですね。

「そこから旅立つことは
 とても力がいるよ
 波風たてられること
 きらう人 ばかりで

 でも 君はそれでいいの?
 楽がしたかっただけなの?
 僕をだましてもいいけど
 自分はもう だまさないで」

 (作詞:永積タカシ 作曲:永積タカシ「サヨナラCOLOR」より引用)

excite music
http://www.excite.co.jp/music/news/story/60437/
BETTER盤特設サイト
http://www.emimusic.jp/capitol/sbd/
SUPER BUTTER DOG解散メッセージ
http://www.laughin.co.jp/sbd/message.html
「ペシャワール会」の伊藤和也さん(31)が拉致、殺害された事件で、同会の現地代表、中村哲医師が27日、アフガニスタンに向かう途中のバンコクで記者会見した。「政治的背景はないと思う」としたうえで「治安の悪化に対する認識が甘かった」と話した。日本人は早急に撤退させ、現地スタッフで事業を続けるという。 ....伊藤さんについて、中村氏は「砂漠化する農地をなんとかしようと最前線で働いていた。他の人が狙われても彼だけは大丈夫というほど現地になじみ、人々に好かれていた。何千人もの村人が捜索に加わり、みんな悲しんでいる」と話した。伊藤さんの遺志を継ぐためにも、現地の人たちで事業は継続するという。「ソ連が来た時も、米軍の空爆時も活動を続けた。治安の悪化は武力では解決しない。空腹を満たす環境をつくることが大切だ」と持論を述べ、「アフガンのために働いたのにアフガン人に殺されたと断罪しないで欲しい。ほとんどの人は我々の事業に感謝している」と訴えた。(asahi.comより引用)    こういう事件は、胸が痛みます。治安がさらに悪化しているアフガニスタンですから、伊藤さんも、わが身を危険にさらしてもと覚悟は、されていたでしょうが、現実は、非情なものです。平和に貢献する地道な活動が暴力によって妨害される。そして、気高き崇高なる命が閉ざされるのを、平和ボケした日本で知り、救われない想いと、心の小さな自分は何を言う資格もないと思います。(心良き人は、逝く。神は、彼を手元に呼び戻したのか。そう思わなければ、うかばれないです。)

asahi.com
http://www.asahi.com/national/update/0827/TKY200808270301.html