こんにちは。行政書士の名倉武之です。

→ 事務所HPはこちらになります。

 

今回はcoffee breakコーヒーとさせていただきます。

週末、箱根・芦ノ湖に行く機会がありました。箱根と言えば温泉♨。箱根には十七湯の源泉があります。個人的には硫黄泉(強羅や仙石原など)が好みですが、今回は、十七湯の中で一番新しい「蛸川(たこがわ)温泉」を訪れました。

 

蛸川温泉

蛸川とは珍しい名前です。「源泉の流れがタコの足のように何本にも分かれて流れている」ことから名付けられたそうです。訪れたのは「蛸川温泉 竜宮殿」。湖とタコの名前から、浦島太郎伝説に出てくる竜宮城のようなイメージがありましたが、「なるほど!」と思わせる立派な館でした(平等院鳳凰堂を模した外観)。もとは、静岡県浜名湖にあった館を芦ノ湖に移築したそうです。

(出所)箱根 芦ノ湖畔 蛸川温泉 竜宮殿 プリンスホテル 公式サイトより

 

蛸川温泉 竜宮殿 本館の内部

 

あいにくの曇り模様、時折小雨が降る天候で、露天風呂から富士山を眺めることはできませんでしたが、ゆったりできる温泉施設で、良いお湯♨(泉質:カルシウム・ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉)でした。さて、本日のタイトルは「九頭竜神社と公魚」ですから、♨の話はここまでとさせていただきます。

 

公魚

♨の後、「芦ノ湖遊覧船 元箱根港」方面に移動すると、『箱根神社、九頭竜神社 新宮』がありました。芦ノ湖まで来たので参拝しようと思いましたが、週末とあって道路は大渋滞!、数か所ある駐車場も満車状態!のため参拝は断念びっくり

そこで、湖尻方面にある『九頭竜神社 本宮』に足を運ぶことに。車で約15分くらいです。調べると、本宮には車で行くことができず、

①湖からモーターボートで上陸

②徒歩で行く

の2パターンしかなく②を選択。徒歩だと湖尻から「セラピーロード」を通り森の中を片道30分移動。往復1時間かかるので、その前に腹ごしらえで【公魚】をいただくことにしました。

みなさん、【公魚】ってご存知ですか。【公魚】とは「ワカサギ」のこと。なぜ、【公魚】と書くのか由来を調べてみると、

麻生藩(常陸国に存在した藩で、藩庁は現在の茨城県行方市麻生)が、将軍家に焼ワカサギを献上し、御公儀に献上する魚であったことから【公魚】と言われるそうです。「網元おおば」さんで「ワカサギの天ぷら蕎麦」をいただきました。ワカサギは勿論、芦ノ湖産!。檸檬汁の入った塩でいただくのも、暖かいお汁に入れるのも、どちらも美味でした。

 

九頭竜神社 本宮

さて、腹ごしらえも終わり、いよいよ「九頭竜神社 本宮」へ!。芦ノ湖のほとりにある「九頭竜の森」の中に鎮座します。神社に向かう森の中は「クマザサ」が生い茂っています。

「クマザサが生い茂るところに熊あり」と聞いたことがあります。箱根にも熊(ツキノワグマ)が生息しており、最近でも目撃情報があります。「クマザサの間から突然、熊が出たらヤバイぞ!」と考えながらの移動キョロキョロ。クマザサは「富山の鱒寿司」に敷かれている葉っぱです。

(出所)富山県公式HPより抜粋

冬眠から目覚めた熊が栄養補給のために食べることから熊笹と呼ばれるようになったとも言われています。さて、熊を警戒しつつ(笑)、歩くこと30分。九頭竜神社に入る手前に『入場料600円』とあり。「んっ?、神社に入場料?、お寺の拝観料は聞いたことがありますが、神社に入場料?」。後で調べると、【九頭竜神社 本宮】がある土地、山の所有者は「プリンスホテル」とのこと。なるほど、入場料は「敷地内の通行料」のようなものかもしれません。

徒歩で往復1時間もかかる場所にあるので、あまり人はいないのでは?と思いきや、人が多い!。驚きました。九頭竜神社 本宮はスピリチュアル・パワースポットとして有名のようです。更に、今年は辰年(龍)ですからね。

何枚か写真を載せます。他にも撮りたいと思いながら、人が多くて無理でした。土日ではなく、平日に訪れて、湖畔を眺めながら「ゆったり時を過ごす」とよろしいのではないでしょうか。

PS 芦ノ湖のアッシーは目撃できず残念爆  笑

 

湖にたたずむ鳥居(その1)

 

湖にたたずむ鳥居(その2)

 

龍の形の手水

 

九頭竜神社 本宮(横:正面の写真が撮れず)