こんにちわ~。
私は、裁判官に聞いて欲しいこととして、
9つの項目ごとに私の気持ちを書面にしたの。
●8 【私からの歩み寄りは何回もした】
被告は、社内理念として『自分が施主なら』を文書で強調していた。
私も、被告や被告の選定した業者に『住宅を建てていただく』という気持ちを常にもって接っし差し入れなどして気も使ってきた。
【1】施工中、間違いが多くいくつかの指摘をすると、大工からビックリするようなことを言われたが、住宅を建ててもらわなければならないので口答えはしなかった。
例えば、こんな言葉。
・「こんな汚い図面は見たことがない」
・「施主と話をして確認取りながら仕事はしない、言いたいことがあるなら監督に言ってくれ」
・「僕は進〇監督(現場監督)の仕事しかしない、進〇監督は信頼できる、他の監督はダメだ、あんたたちは、進〇監督に感謝したほうがいい」
・「施主は家ができればそれだけで大喜びで、クロスを何にしたかなんて覚えていない」
・「家なんてこんなもんだよ、あんたら家の考えかた間違っている」
・「1棟いくらで安い金で弁当持って毎日ここまで来てるんだよ、図面通りにやって、とっとと終わらせて次に行かないと生活できないよ、わかる?」
・「裁判したって、あんたらが負けるんだよ」
汚い図面にしたのは現場監督であり、現場監督に何を言っても大工には連絡がいっていない、現場監督は、クロスやコンセントやタイルの配置の連絡も何もできないから私が図面を判りやすく作って業者に渡した。
きちんとした住宅を建ててくれたならこんな言葉も忘れられただろうが、今回の問題でこれらの言葉は私には一生忘れられない屈辱の言葉となった。
被告が選定した大工は、雑でも何でも家を建て引き渡してしまえば、裁判には負けないと思って「裁判したってあんたらが負けるんだよ」と言ったのだろうから、この住宅の不具合の問題はかなり重大だ。
【2】私は、当初の雑な施工の問題について、私が、どうしても直してもらいたい所を直してくれれば、他の部分の不具合については我慢も仕方が無いと考えていた。
巾木の施工精度には納得ができず、マニュアル通りきれいに取り付け直すことを求めたが断られた。
巾木にはとても違和感があり、どうしても直してもらいところの1つだったから全て付け直しをしてくれるならここで納得しようと思ったが、被告は「巾木は触らない」と言ったから調停にした。
【3】調停(ADR)の現地調査後、調停委員から出された書面を基に調停委員から「相手は直すところの直し方をどうしたら良いのか確認したいから自宅へ行きたいと言っている、これを断ればもう調停はしない、ここで終わりだと言っている」と言われたので、私は、被告が自宅に来ることを受け入れた。
しかし、被告は、自宅に来た日にこう言った。
「調停委員の書面において、自分たちで調査をし補修すべきかどうかの判断とそれらの切り離しの為に来た、現地調査では調停委員の後ろをただついて回っただけだ」と。
調停委員が言ったこととは全く趣旨が違う。
調停委員から、巾木については「抽象的にしておいから」と言われていたから、被告に説明を求めれば答えてもらえると思い、聞いたが、被告はこう言った。
「巾木については、僕たちはもう十分のわかっていることなので話はしない、言いたいことがあるなら調停委員に直接言ってください、調停とはそういうものです、調停を始めたのはあなたですよ、止める事もできますよ」と。
【4】調停中に省令準耐火構造違反が見つかったのだが、被告は、その賠償金に引越し費用と仮住まい費用を含めて補修金額を提示してきた。
私は、それはおかしいと思う部分もあり、金額自体も安いと思ったから、その金額に少し上乗せして、契約書に沿った計算での遅延損害金と建築士の調査費用を加え被告に提示した。
この金額を支払ってくれるのならこれで終わりにしようと思ったが、受け入れられなかったから訴訟を起こすことにした。
私は、上記4回の譲歩をしてきたつもりだが被告には理解されなかった。
被告は、調停になると「今までの話は無かったことにする」と言ってきた。
この住宅に存在する隙間やその他の不具合はモデルハウスには無かったものだ。
「隙間があるのはイヤだ」ということは、契約前から営業担当には言っていた。
営業担当からは「施工はモデルハウスと同じです」と言われ安心していた。
しかし、引き渡されたこの住宅は、ものすごく沢山の隙間や穴、その他の不具合ばかりでとても悲しくなった。
●9 【動物と植物】
被告は、ペットホテルに預けることで私に「便益がある」と言ったが、この子たちの世話をすることは苦労ではない。この子たちに話しかけたり、この子たちに触れて抱いて温もりを感じたり、むしろ世話をすることで癒され生きがいも感じる。
私は、バラが好きで多くのバラを試行錯誤しながら育てている。1年間継続して育て5月に美しく咲くバラを見る事が楽しみで生きがいだ。
新築住宅を建てた後は、旅行などには行かずにペットを可愛がり一緒に居ることで楽しい時間を長く持ちたい、大好きなバラを増やし、バラ以外の植物も育て、家の周りに花がある、シーズンごとにきれいな花を咲かせる、そういう生活が続く事を願っていた。