こんにちわ~。

 

私は、裁判官に聞いて欲しいこととして、

9つの項目ごとに私の気持ちを書面にしたの。

 

そして、思う事をまとめて,

これも、書き記して裁判官に読んでもらったワ。

 

★ まとめ・思う事

私は、被告を信頼して住宅建築を依頼したが、被告のせいで望んだ住宅を新築で手に入れることはできなかった。施工中は、間違いを見つけては直してくれるよう被告に何度も言ってきたから、住宅の出来上りはとても楽しみにしていた。しかし、被告は、ことごとく私を裏切り、約束した省令準耐火構造にもなっていないというのは、単に施工ミス施工不良で済まされることでは無い。

私は、約4年半、時間と気力とお金を費やしながら、ずーっとこの住宅問題と付き合ってきた。

あまりの施工の悪さから省令準耐火構造違反が判明したが、被告は、それが判明する前からウソや理解できない誤魔化し、納得できない言い訳と、確認という理由で何度も自宅に来るという見せかけの行動ばかりだった。

かたくなに巾木の補修や、その話さえも拒んだのは、早いうちからこの住宅が省令準耐火構造で施工してないことを知っていたのではないかと思う。

省令準耐火構造違反が見つかった後も中間検査が通っているから施工はしてある」と、いい加減なことを言ってきた。

引越し費用や仮住まい費用などについても、被告自身の利益をとにかく優先したものだった。

ペットホテル費用や、庭の管理費用については、被告自身の主観を私におしつけるものだった。

現地調査当日の建築士の同席とその費用についても、素人の私に対して、「必要ない」などと理不尽なことを平気で言ってきた

上記のように、顧客であった私の気持ちは何1つ考えてくれず、肉体的・精神的な労力を課し損害賠償金の支払いを拒むことは、反省はおろか真摯な態度でもなく、誠意も感じられず、潔さもない。

私が何故、今の生活環境以下の本来必要としない仮住まい生活をしなければならないのか、

私が何故、本来必要としない引越しの荷造りや荷解きをしなければならないのか、

被告は、私の人生において一番大きな買い物であり生活の基盤である住宅を、要望通りどころか契約書通り図面通りにも施工せず代金だけを受け取って終わりにしようとした

細かいことだが、クロスの端材すら数ミリも置いていってはくれなかった。

被告の説明は「木は生きているから動く」「新しい家で慣れていないから気のせいだ」「これが普通だ」「家は手作りだから」「僕が感じないのだから問題ない」などの理解も納得もできない意味がわからないものだった。

私は、ADRの調停で、かなりの譲歩をしたつもりだが、被告はそれを断り呆れる程の安い金額を提示してきた。

私が家を建てたのは、夫が59歳の時だ。

当時の私たちの体力や健康のこと、これからの老後の生活環境や老後に必要であろう資金の事も考え、住宅をどうするか考えている時に被告を知った。

営業担当とは住宅に関係する以外のプライベートなことも話し、誠実だと感じたので被告を信頼して契約をした。

しかし、施工が始まってからは問題が多く発生し、工程表通りに進まなくなってきた。

どうしようもなく不具合続きでおかしいと思いつつも『第三者機関の検査』が入っているからきちんと建つはずだと信じ仕事を任せていたが、裏切られた。

結局、裁判まで来てしまい、生きていく為のお金のことを考えると、夫も私も定年になっても仕事を減らすことができず、現在も丸1日働いている。

被告が当初、隠そうとしていたと思われる省令準耐火構造違反はバレてしまった。

今は、被告も省令準耐火構造違反を認めているのだから、私が請求した金額を潔く全額支払ってもらいたい。

遅延損害金についても、契約書にハッキリと『契約の目的物が引き渡すことが出来ないときは・・・』云々と明記されているのだから、その通りに支払うべきだ。

そして、今後、これを肝に銘じ3度目が無いよう、私のように悲しく後悔する施主が出ないよう『自分が施主なら』の理念で仕事をすれば良い。

私は、今も、私には非は無いと思っている。

既に、被告への信頼は全く無く、不具合の多いこの住宅に住むことにさえ不安を感じる。

本当なら、皆に自慢したい住宅だったが、自宅に知人が来ても見られたくない部分が沢山あり、物を置いて隠したり、目線をそらす工夫をしてみたり、指摘されれば「わざとこうしてるの」と言わざるを得なかったり、『情けない』と感じ落ち込む日々を過ごした。

現在までの経緯を考えると、要望通りの住宅を建ててくれなかった上に、被告が私に対して言った言葉や、その態度は非常に悪質

今まで、謝罪の言葉も無いが、私は、謝罪も慰謝料も迷惑料も求めていない。

昨今は、コロナウイルスの影響と世界情勢の悪化で、建築資材や原材料もかなり値上がっている。

省令準耐火構造で建ててくれなかったのは被告で、私はそれに気づいてしまったのだから、請求した賠償金は全額支払ってもらいたい。

老後の余生の為に、人生の計画を立て、先のことを想像して建てた住宅のはずだった。

せめて納得できる状態でこれからの老後の人生を送らせて欲しい。

 

最後に、施工者、現場監督、工事監理者の3人のうち、1人でも与えられた仕事をきちんとやってくれたら、ここまでの不具合は無かっただろうと思う。

また、第三者機関の検査が当初聞いていた通り最後まで行われていたら、満足がいく住宅が建ったのではないかと思う。

                                          以上

 

 

・・・・・・・・・・・・・・はぁ~・・・

けっこう長い文章になってしまった。

『言いたいことを、メモ書きにして裁判官に話を聞いてもらう』

というやり方では、

私は、自分の言いたいことの半分も言えなかったと思うワ。