ストックモーターでは発熱が課題
ストックモーターはモディファイモーター以上にモーターの発熱が課題になります。ちょっと以外なのですが、スロットル全開の時間が長いのでそれだけモーターに無理をさせているという事なのでファンでの冷却は神経を使います。
実はRCを始めたばかりの頃、モーターファンが故障気味だった事を知っていながら走行させた時に走行中にファンが止まってしまい、それに気づかずに走行を続けていたらモーターから煙を吐いて故障させたことがあります。
*余談ですが、あの時はマシンからはもくもくと煙は出るし、凄く臭い匂いがするしで、かなり慌てた事を覚えています。
それ以降、モーターのセッティングを変える時には、必ずモーター温度を測定して異常な発熱が無いことを確認する様に意識する様になりました。
今回CAT L1Rを始めるに当たって、4WDで駆動系にそれなりにロスがあるので、モーターの発熱はいつも以上に警戒して組み立てを始めました。ただ、マニュアルを読んでも推奨のファン搭載位置は書かれていないし、ファン取付用の台座とか部品も付属されていません。僕が触った事のある他メーカー、無限精機もAssociatedもヨコモも、ちゃんとファンの搭載位置の指定や取り付部品の付属もあったので、シューマッカーもこの部分は改善して欲しいですね。
なので、webを結構探して、EOSのサイトで古い情報ですが、Orlowskyのマシンの写真があったので、それをマネした配置にしてみたのが冒頭の写真です。モーターマウントを挟むようにシャーシの右側に30mmのファンを設置して、右から左に風を流して冷却する形をとりました。
Euro Offroad Series » Chassis Focus – Michal Orlowski (redrc.net)
残念ながら放熱性はいまいち
この配置ですが、残念ながら放熱性はいまいちで、5分走行後にモーターの温度は90度を超える結果になりました。
そんな中、マニアリの天童さんもL1Rをシェイクダウンする記事がblogをYoutubeにアップされており、その写真を見るとファンはモーターの前方と上方の2カ所に搭載されいます。これに加えて、ESC用のファンもあるので合計3個のファンが搭載されています。という事で、これを真似てみようと思いました。
トップデッキの上にファンの配置はかなり効果的
という訳で、急遽サーキットのピットで、トップデッキの上にモーターファンを設置して冷却する方法を試してみました。
と書くと簡単なのですが、モーターに近い位置に設置しようと思うとボディが邪魔になるので、トップデッキの上にファンが来るように配置すりのが結構試行錯誤でした。
この配置はかなり効果的で、モーターの温度は80℃程度まで下がりました。
まあ、これで十分じゃないかと思ったのですが、何となく自分の中でしっくりきません。と言うのは、取り付けには、昔に使ったことのあるEXOTECのブラケットと使っているのですが、この固定方法はファンを一カ所で固定してフローティング状態で使うので結構不安定で、ねじの固定が緩んだり、ファン自体もケースが破損して故障してしまうケースもあり、かなり運用には神経を使う取り付け方法だったからです。
ファンの配置検討に当たっては整備性も重要
もう一個ファンの搭載で問題になるのは整備性です。
シャーシの上にファンを搭載してしまうと、場合によっては整備のたびにその両面テープを剥がす必要が出るので、出来れば取り付けも工夫したい。幸い、メカ類を搭載するためのトレーが左右に2か所にあるので、それを活用して上手な取り付け方を考えました。
ファンは2か所に分割
という事で、現時点で落ち着いたファンの搭載方法はこんな感じです。
右側の受信機が乗っているトレーに40mmの大型のファンを搭載して、メインの冷却を行います。この位置に搭載した30mmのファン1個では不十分な性能だったので、40mmのより大きなサイズを選択してより広い面積に風が当たる様にしました。
それに加えて、左側のESCが乗っているトレーの前方にも30mmのファンを搭載して、前から後ろに流れる冷却風の流れを作りました。このファンは、ESCの冷却も兼ねる形になっています。
こうすることで、シャーシの上に直接両面テープを貼ることなく2つのファンを配置することができました。
ちなみに、このレイアウトでも、5分間走行後のモーター温度は80度以下まで下回っており、十分な冷却効果がある事がわかりました。
その上で、この2個のファンでもダメそうな熱い夏場は、トップデッキの上のファンを追加して3個体制にするという運用にしたいと考えています。
この40mmのファンは、元々トレーとシャーシにアンテナ用に準備されていたねじ穴を利用して、ヨコモのBD-11用のファン取り付けの固定金具を使いました。
*余談ですが、こういう部品が現物を見ながら買えるのがつくパーの良いところですよね。
Cooling fan mount for BD10 - ラジコンカー・RCカーのヨコモ/YOKOMO 公式サイト (teamyokomo.com)
一方、前から後ろへの風を作っているファンはトレーの上に普通に両面テープで貼りました。
今回僕は、ホビーウィングの小型のESCを選択したので、多少ですが空きスペースができたのが功を奏しました。
という言事で、最後は完全に自己満足の世界に入りながら、何とか冷却ファンのレイアウトが決まりました。
実は、レイアウト自体はシェイクダウンに行った際に、ファンの位置を変えながら両面テープで貼り付けるだけだったので簡単に決まったのですが、その後、そのレイアウトを綺麗に収めようとしていたら結構手間がかかりました。
ま、そうやって試行錯誤をするのも自分にとっては非常に楽しい時間でした。
おしまい。























