アジア杯準々決勝で日本代表はアラブ首長国連邦(UAE)代表と対戦しました。
この試合はPK戦にまでもつれ込む消耗戦となりました。
…アジアを舞台にして闘うとき、日本は常にこういう試合展開に陥ってしまうリスクとの闘いになることを意識しなければなりません。
先のイラク戦はそのリスクマネージメントが十分に行われていたと感じさせる試合展開でしたが、この試合では相手に先制を許してしまい…
…自陣でブロックを形成して守備に徹する相手に手を焼き、同点に追いついたのは後半36分という苦しい展開となってしまいました。
決定力不足と言ってしまえばそれまでですが、それを解消させるため本田選手をFW起用し、出来る限り試合の組み立ての部分での負担を減らしてフィニッシャーに専念させるという戦術のはずが…
…強固な守備ブロックを攻めあぐね、さらに焦りも手伝ってか、苦しいときほど本田選手にボールが集まってしまうというあまり好ましくない展開の中で…
…本田選手と柴崎選手のコンビネーションから同点に追いついた場面は見事でしたが、勝ち越し点を奪うところまでは至りませんでした。
後半20分までに交代枠を使い切り、長友選手が右脚を痛め、本田選手がPKを外してしまったという事実が、いかにこの試合で日本が消耗させられてしまっていたかということを物語っていました。
これが強豪国であれば先制されてもすぐに追いつき勝ち越すことができるのですが、今の日本にはまだそこまでの力はありませんでした。
…しかし僕は、W杯のときのような大きな失望というものは感じていません。
失点は確実に減っていますし、これまでは代表であまり存在を示すことができていなかった乾選手や清武選手、さらには武藤選手や柴崎選手といった新たな戦力の台頭を予感させる内容であったからです。
結果は1996年以来5大会ぶりに準決勝進出を逃したということになりますが、方向転換を迫られている状況であるとは僕は思いません。
…変化、そして、進化には相応の時間が必要であると思います。
アラブ首長国連邦 1-1(PK5-4) 日本
Hasta la vista^_^