イメージ 1

ロバートキャパ展を初めて見た感想は、ヘタやなだった。
スペイン戦争の倒れ行く瞬間の兵士にしてもノルマンディ上陸作戦のオハマビーチの写真も歴史的にすごい写真なのかもしれないが、オリジナルでもピンボケブレぶれの写真を無理やり等身大ポスターまで引き伸ばしているのだから写真というより白と黒の点描写みたいな写真になっていた。
このスペイン戦争の歴史的傑作写真は、私にとってロバートキャパは写真がヘタだというトラウマになり、ロバートキャパにとっては、戦争写真家として一生逃げられないトラウマとなってしまった。
こうしてキャパとの出会いは、ほろ苦い青春の1ページとして記憶されることになった。