最終的に自然の中へ個体を戻すことを目標にしている。
オオタカのほか、国の天然記念物に指定されているオオワシ、オジロワシなど北海道で暮らす猛禽類の多くは現在、個体数が減少し絶滅の危機に瀕している。
繁殖させることによる個体数の増加と野生への復帰は、これからの動物園にとって大きなテーマだ。
今調教しているオオタカは、生きたエサを捕食する訓練をしていないので野生への復帰は無理ですが、ノウハウの蓄積はできます。
そしてもうひとつ、この調教によって得られるものがある。
それは多くの人にワシやタカを知ってもらうことだ。
オオタカのもぐもぐタイムが行なわれるのは野外ステージ、もちろんオオタカの行く手を遮る橿や網などはない。
「ハッ」という独特のかけ声に反応して、オオタカは翼を広げ、木榑の腕をめがけて飛んでくる。