妻とはじめて会ったのは、私が大学生だった頃。夏休みに、私が高校生の頃在籍してたサークルに仲間と数人で顔を出し、盛り上がった勢いで皆んなで喫茶店に行ったら、その中に妻もいた。


妻は同じサークルの後輩にあたるが、私が卒業した後に入って来たので、面識はなかった。


喫茶店での流れの中で妻とも話し、一瞬で好きになった。顔も性格も今まで私の心の中で漠然と描いていた理想の女性にドンピシャだったので、遊びで付き合う気は毛頭なく、この人と一生一緒にいたらどんなに幸せだろうと思ったのが第一印象。


しかし私は女性を口説き落とすことが苦手なため、それから彼女と付き合うまでの間はデートを数回重ね、彼女の方から告白してもらう形で付き合うことになった。


ちなみに最初に感じたドンピシャの衝撃、妻への愛は、今だに微塵も変わってない。


さて、お付き合いはしたけれど、夏休みが終われば私は東京に帰るので、離れ離れになる。携帯もない時代なので、意思の疎通は手紙のやり取りだけ。そうして、春休みに帰郷した時が初体験になった。


久しぶりに会ったとはいえ、手紙のやり取りをしていたから、セックスをするための「愛」は熟成されて迷いはなかった。ただ避妊は絶対だったため、ゴムは二重の上、マイルーラという避妊フィルムを事前に入れておく徹底ぶりだった。


場所は私の自宅だったが、流石にこれだけ慎重になれば、前戯のムードも途中で冷め、ただセックスをしたという事実だけが残った。


こんなに手間のかかるセックスだったので、それからセックスの回数が増えることはなく、妻も「できるだけフェラチオで」というので、当時はセックスは数回しかしていない。


今は逆転し、妻がリラックスしている間、私がクンニをすることがほとんどだが、たまにフェラチオをしてもらうと、当時のウデは健在で相当気持ちいい。