アメリカがウクライナに対して提出した停戦提案の回答期限が27日になっています。ウクライナはロシアとの紛争を3年以上に亘って戦って来ましたが何せ小国でありこれ以上継戦することが不可能になっています。
エマニュエルトッドは著書「西欧の敗北」の中でロシアはギリギリ戦争を実施する能力があると書いていますがウクライナには戦争を行う能力は元々ないのです。
前線では交代する兵士と弾丸が既になくなり後は全滅するのを待つだけの「時間の問題」になっています。後は停戦後の条件を少しでも有利にする交渉を行うのみです。
今まで欧州は戦争に負けたことがないので受け入れられないのです。アメリカはベトナムで敗戦を経験し、朝鮮半島で中共と悲惨な戦いの末に引分けた経験を持っています。
もっともナポレオンとヒトラーにはロシアに敗北した苦い経験があるのですが、現在の欧州にはナポレオンとヒトラーの後継者が見当たらない現実があります。
敗北した経験が無い欧州人が書いた著書が「西欧の敗北」なのは矛盾です。