昨日夕刊に一部報道されましたが、アメリカはウクライナに対して和平案を提示し27日までの回答を求めているとのことです。
和平案の詳細を見る必要がありますが、夕刊報道の概要としては、①ドンバスの割譲②兵力を60万とする③NATO非加盟を憲法に明記する、が上がっています。
一方では④アメリカが和平保証する⑤NATO第5条に相当する体制を確保する となっています。又、この和平案に合意しなければ今後アメリカの支援は行わない、としています。
この最後の部分がウクライナにとってのアルチマタム(最後通牒)であり、ウクライナとしては受入れざるを得ない方向に追込まれました。
この和平案はロシアにも通知しているとのことです。今までのアメリカの様々な動きはこの和平案を用意するための準備だったと言えます。
ウクライナが何か変更を言い、ロシアが尚合意しないとする可能性もあります。又、合意成立後100日に選挙を実施するとも記載があるそうです。27日に注目が集まります。