ロシアのプーチン大統領は24年ぶりに北朝鮮を訪問しました。滞在期間に金正恩氏と会談し相互の防衛協定を結んだと報道されています。
最近北朝鮮が行っているミサイルの燃料転換とエンジン開発に関する技術提供を行うことが伝えられています。反対に北朝鮮からは弾薬提供が話題になっています。
そしてもう一つ見逃せないのは国連安保理において北朝鮮制裁決議にロシアが拒否権を行使することが考えられています。
北朝鮮は今まで核ミサイルの開発で海外から攻撃されることを回避して来ました。それはイラク・リビアに学んでいますし、最近のウクライナも核ミサイルを放棄したことから現在の状況になっています。北朝鮮の先々代及び先代の教えは正しいのです。
一方、経済制裁は非常に苦しく、これを逃れるためにトランプ氏との直接対話を試みて来ました。この方法もまだ道半ばで苦しい状況が続いています。
金正恩氏はロシアの拒否権に注目したということです。苦しい中で状況を打開しようと試みています。北朝鮮の動きには要注意です。