少し前にマクロン氏は「あらゆる可能性を排除するべきでない」と発言しました。これに対してドイツ首脳やNATO事務総長は火消しをするような発言をしています。
マクロン氏の発言は直接的なものではないのですが「ウクライナにフランス軍を派遣する」内容とマスコミで解説されています。
マクロン氏は今回のウクライナ紛争がバイデン氏の「アメリカ軍は派遣しない」との発言が導火線になっていることを重要視していることを示しています。もしバイデン氏が「アメリカ軍の派遣もありうる」と発言していれば事態は大きく変わっていた可能性があります。
仮にモルドバにフランス軍が派遣されれば、沿ドニエストルに駐留するロシア軍がモルドバに侵攻する可能性は減じるでしょう。モルドバ大統領と安全保障協定を結ぶのはマクロン氏の努力であり、バイデン氏の二の舞を避けるためのものです。
実際に交戦することは避けながらも抑止力として自国軍の派遣を行うのはフランスとして非常に有効な施策です。冒頭のマクロン氏の発言は大いに評価するべきだと考えます。