以前COCOMという体制がありました。これは対共産圏輸出統制委員会のことで東西冷戦体制下で武器を含む西側の先進物品技術を東側に輸出するのを防ぐ目的でした。
現在は東西冷戦が終了したことによりCOCOMは表面上ないことになっていますが、世界各国の輸出規制にはこの体制が色濃く残っています。
例えば日本の場合は外為法の付属法規として輸出貿易管理令がありこの法規がこれに関連する法規になっています。輸出貿易管理令は別表記載品目のcontrolを行いますが対象となる輸出国は長い間、北朝鮮・キューバ・イランとなっていました。
今回プーチン氏は東方で北朝鮮首脳と会談し武器弾薬供与と引換にミサイル等の技術供与を決めました。正に世界がcontrolする対象国同士の付合になっています。
北朝鮮は通常潜水艦に核ミサイル搭載を計画開発中で所謂SLBMの保有を目指しています。目標である原子力潜水艦の就航には小型原子炉開発が不可欠でこれをロシアに求めるものと考えられます。
ロシアを追い込むと北朝鮮が本格的に核ミサイルを含めた世界一流の技術を保有することになります。これは日本にとり非常に危険なことであると考えます。