アルーベルカミュは小説「ペスト」で北アフリカのオランを舞台にした感染症が人々の中にどのように浸透し蝕んで行ったかそして人々がペストにどのように対処したか(或いは対処しなかったか)を描いています。
1匹の鼠の死骸に躓くところから話は始まります。長い閉鎖生活の中で聖職者ですら自分を失い道を外れて行きます。人々を優先し自らの死を選ぶ人もいます。最後は良く晴れた日にペストが消えたことを知る場面で終わっていきます。
ペストで閉鎖されたオランの街の中で人々がどんな生き方をするかを描いた作品で生き方に重点があるので戯曲にすらなりそうな気がします。
翻って日本は3/21に緊急事態宣言を解除すると報道されています。緊急事態宣言が慢性事態宣言になり人々の気分がcovid19に対してdullになっていることは既に書きました。
飲食業を犯人にするのは敵を作りそこに人々の目を集中させ自らに目が来ないようにする手法で「魔女狩り」の手法です。オーストラリアは短期間で封鎖を行い感染者の減少に成功しています。日本の行政は頼りないと感じます。