北朝鮮はSLBMを発射し日本の排他的経済水域に落ちたとのことです。日本政府はEEZに落下したことを危険視し北朝鮮に外交ルートを通じて抗議を行っています。
間もなく米朝間の首脳会談乃至は首脳会談に向けた事務局の交渉が行われようとしているこの時機を捉えて発射実験を行うのはどんな意図があるのでしょうか。
北朝鮮がSLBM発射を行うことは私も少し前から感じていて驚いてはいませんがミサイルの完成度の点で着々とSTEPを踏んでいると感じます。
世界のミサイル保有国に取って潜水艦搭載のミサイル発射技術を保有することが一流の仲間入りだからです。この技術があれば大型の探知されやすく迎撃されやすいICBMを保有する必要性が薄れICBMとは別の意味の怖さを持つことになるからです。
アメリカ本土に近い海域からSLBMが発射されればむしろICBMより効果的でしょう。世界の傾向は中距離核に移っています。北朝鮮の今後の課題は長期間潜水航行が可能な原子力潜水艦の通常兵器化でしょう。
今まで短距離ミサイルは気にしないと言ってきたアメリカですが最早その段階ではありません。「朝鮮半島の非核化」はどこに消えたのでしょうか。明らかにトランプ大統領の失敗です。
日本は潜水艦製造に不可欠な技術の輸出に神経を使うべきです。音のしないスクリュー製造技術は日本が優れていて過去に旧ソ連向け輸出で非常に大きな問題を起こしています。
韓国がどうのこうのでなく日本の安全保障貿易管理が非常に重要な段階に来ていることを改めて認識するべきです。これは日本の問題なのです。