アメリカの10年物国債の金利が低下しています。既に報じられている様に短期国債と長期国債の間で金利の逆転が生じていて逆イールドという現象になっています。
株式に投じられていた資金が安全資産である国債と金に向かっていて国債金利が低下しているものです。金には金利が付かないので金に関する金利低下はありません。(金に金利が付かないと言うのは大きなパラドックスですが)
一説によるとアメリカの金融当局は30年を上回る100年物国債の発行を考えているとのことです。きっと随分額面の高い国債なのだろうなと感じると同時にこの国債が発行されて購入した人はその国債が満期になることを見ることはないのだなということを感じました。
購入しても満期を見られない国債として流通性は十分なのかなと考えてしまいます。勿論短期債の反対概念として超長期債が考えられますが理論上のものではないでしょうか。
個人は誰も満期を見ることが出来ず専ら個人は相続上の財産としてしか見ることがありません。企業が法人として保有するということなのでしょう。
その位世界の金利は低下している訳で金融政策の有効性がなくなって来ていると感じます。金融機関の運営も厳しさを増します。日本の場合特に地銀・信用金庫が行き詰まることが懸念されます。