ギリシャのIMFへの債務返済が6月末に行われず延滞になっています。7月5日に国民投票が行われるまでIMF・EUは様子見しています。
ギリシャの財政再建に向けた努力がなかなか具体的にまとまらないのでリスケジュール交渉が出来ない状況のようです。
国の経済状態は個性があり本来は各国の通貨が国と国の間の調整を行うものです。現在のEUは通貨をユーロに統一しているのでこうした為替の調整機能がなく不足資金を債務で調達するしか調整方法がありません。金融機能はECBに持たせ財政政策は各国が独自に行う現在の状態には無理があります。
ドイツはEU創設により多額の利益を手にしていますがこの利益は誰から得たものか世界は良く知っています。現在の状態にはドイツが大きな責任を負っています。
又、ある国がEU加盟する際の条件がありギリシャは元々この条件をクリアしていない可能性が指摘されています。現在のEU幹部がギリシャ加盟時にどんな役割を果たしたのか彼らにどんな責任があるのかも今後明らかになっていくでしょう。
2年間程度の時間をかけギリシャ独自の通貨を復活させ為替の調整機能を持たせEU加盟は継続する方法が最も現実的だと考えます。
ギリシャをEU加盟させ資金を沢山貸付て利益を享受してきたのは自分自身であることをドイツ・EU・ECBは良くかみしめるべきです。矛盾しているのです。