又かと思われるかもしれませんが、中国の大気汚染はひどくなっているようです。
中国の各省では、共産党幹部が自己の出世のためにしのぎを削り、成長を競って来ました。広い国土ですので資源は多く、又、共産党自体が内陸部での重工業の発展を進めて来ました。
湖南省、貴州省での資源・重金属開発の結果、成長はしたものの、多くの汚染が進んでいます。基準を下回り廃棄物となった多くの重金属が川に流れ、地下水の井戸に含まれ、人々の健康に害を及ぼしています。農作物はこれらの川や井戸の水を使って耕作するので、汚染が進みます。
長江流域でも多くの産業が廃棄物を流し、生活廃液を流し、それが生活に再利用されています。上海にはそんな水が流れ着いています。
海河・遼河・松花江といった東北3省の大河流域には、冶金・製錬・鉄鋼・肥料・化学・製紙と大きな工場が廃液を流し、深刻な公害を起こしています。
窒素、硫黄、アンモニア、カドミウム、水銀といった多くの有害物質が大気と水にあふれ中国全土をおおっています。高年齢化の進む将来、汚染がもたらす深刻な影響。
どの国も経験したことのない、知見のない汚染・環境破壊。成長の前提となる基盤が失われています。本来はこのような問題に対して共産主義は有効なはずですが、最早手遅れなようです。蟻地獄の中に入っていく中国、この国を救うことは難しいと言わざるを得ません。