原子力発電の再稼働について話題になっています。原発依存度が高い関電に影響が出るようですが、地元自治体は消費者である人々が反対しているのだから再稼働する必要はないとの立場のようです。又、実際に再稼働を行うには時間がかかり夏場の需要期に間に合わないとの話も出ています。
現在、世界のウラン供給を見ると、1995年から始まった核兵器解体によるロシアから米国へのウラン供給契約が2013年にterminateすることになっており、在庫も含め、2次供給が減少する見込みです。
104基ある米国の原発は、スリーマイル以来新規設備投資が行われていませんでしたが、ここにきて投資が行われる方向、電力需要が大きく伸びる中国での原発新設があり、需要は拡大方向です。
つまり、ウラン自体が手に入らない状況が見えており、日本は原子力以外の代替電源を開発しなければたいへんなことになると考えられます。原発依存度を35%にすることは上記から不可能で、20%以下くらいしか実現不可能でしょう。
東京電力自体、カザフスタンへの出資を行う等、日本の電力各社も投資を行い、ウラン権益確保に動いてはいますが、各国のウラン開発は遅れており、間に合わないでしょう。
LNGを購入するだけでなく、代替電源の開発が非常に重要になっているのです。