薔薇園を抜けて歩を進め秋ニレの並木道へ。

 

1人密かに「楡の小径」と名付けている好きな小道です。

 

 

そこへ行く途中にあったトチノキの前のベンチで一休みしている時

 

夫が道の向かい側のトチノキを見上げて「あれ、花かな?」

 

指さす方を見てみると、たしかに花らしきものが!

 

トチノキの花、初めて見ました(^_^)

 

 

 

 

 

帰宅してから「トチノキの花」を調べていたらマロニエ」の名がでてきました。


マロニエとは西洋トチノキのことで


花は日本のトチノキよりも少し小ぶりで、実も食べられない由。


 

マロニエに反応したのは


舟木一夫さんのLP『ワンダフルボーイ』の中の1曲

 

『マロニエの街』(作詞:丘灯至夫/作曲:河村利夫)を思い出すからです(^_^ゞ

 

♪金の首輪の ミニマルチーズ

 抱いておしゃれなお嬢さん

 バラの香りの そのくちびるを

 染める夕焼け なぜなぜ赤い

 気にすることない 明日のことは

 マロニエ通りに 口笛が流れる♪

 

 

 

『ワンダフルボーイ』については以前にも書いたことがあったので詳しくは書きませんが

 

 

 

 

ドラマ『ドロボーイ』の主人公、押川順平のイメージをもとに

 

テーマ曲も含めて、違う作詞家作曲家が作った13の曲で作られた

 

後にも先にもない貴重なアルバム。

 

『マロニエの街』は東京のマロニエ通りを舞台に描かれているのでしょうか。


そしてもう1曲

 『パリ、東京、そして雨』(作詞:西沢爽/作曲:和田香苗/編曲:小西充)

 

の二番の一節にも

 

♪いつか二人でパリーに行こう

マロニエの花咲く頃に~♪

 

という歌詞が出てきます。

 

これらを聞くたびにマロニエの花ってどんな花?咲く時期はいつ?

 

花を一度見てみたい等とずっと思っていたのですが


マロニエそのものではないけれどやっと花のイメージがつかめました。


花の咲く時期も5月から6月というのは何となくイメージした通りでした。




珍しい花を見られたことに満足した後は

 

お目当ての秋楡の並木道へ。

 

 

4月に訪れた時はまだ若葉もみえませんでしたが

 

葉も萌え出でて、まさしく

 

♪楡の木陰♪(春楡ではありませんが)ができていました(^_-)-☆

 

明日6月5日はその舟木一夫さんのデビュー記念日です。


 

学生達の”弾む声”はもちろん聞こえませんが

 

練習中の鴬の鳴き声が聞こえました(^_^ゞ

 


こちらもLPつながりでいえば

『暦』の6月は『楡(エルム)の雨』

 

そろそろ梅雨の季節。


この楡の小径の雨も♪若葉色したうす緑♪に染まることでしょう。

 

 

近くの水辺の夏椿の花はまだ咲いていませんでしたが

 

この近くにあるユリノキの花はすでに咲き終わっていました。

 

もしかしたらやまびこドームの横のユリノキはまだ咲いているかもしれないと

 

そちらへ足を向けました。

 

ドームに行く途中の駐車場にあるナンジャモンジャの木。

 

 

こちらも終わりがけではありましたがまだ花は咲いていて

 

風が吹くと花吹雪舞う様子が見えました。

 

 

その横にあった木の花。

 

この花も初めてみたかもしれません。

 

 

 

 スモークツリーでしょうか。

 

 

 

この日は真夏日。

 

ドームの横の池では子ども達が水遊びをしていました。

 

噴水が涼やかに見える木陰のベンチで一休み。

 

歩いている間は暑かったのですが、涼風が吹いて木陰は爽やかでした。

 

 

 

 

 

ずっと工事中でしたのでドームの近くのユリノキを見るのは久しぶりです。

 

しばらく見ない間にこの横にレンタル自転車の施設が建っていてびっくりしました。

 

こちらも終わりがけではありましたが

 

端の3本の木の上にはまだ花が見えました。

 

 

 

薔薇にはまだ時期が早かったものの

 

思いがけず珍しい木の花をいくつも見ることができました。

 

ドームの前の水辺にはハンカチの木も植わっているようですが

 

なかなか花が咲いている時期に逢うことはできずにいます。