窓の外は大好きな青空と赤く色付いた桜の木の葉。

こういうコントラストを見ると自然って本当にすごいなって。

 

もうすぐ12月。何かと慌ただしい季節が。

そう、クリスマスも!

そうか・・クリスマスか・・欲しいものあったらサンタさんに頼んでもいいですよ・・なんて言われたら?

今更ですが子供の頃のようなそのままの私かな?

 

よく歳を重ねると子供に戻るとか聞きますよね。

きっとそれって我儘とか頑固になるというだけではなくなんとなく身についた大人の役割、母の役割、妻の役割のような思考錯誤とつまずきを感じながらも歩いて来た後にそんな役割から解き放たれて訪れる心の揺れでしょうか。

人生のステージが大きく変わる時ですからおそらく男性にも。(男女に関係なく社会の中では少なからず役割を抱えていますものね。)

 

私は少しずつ「ああ!子供の頃のような自由な感覚を取り戻したい」と。

人生最終局面に近いところで訪れる「思春期」みたい。

 

いつだったか次男にそんな事をポロッと言ったら「いやいや、勘弁してよ。もうおとなしく、静かに。」と。

まあ、その気持ちもわかるけどね。

子供を抱いた長男の姿や、ツアーで日本中を駆け巡る次男の姿を見る前に天に召されてしまった主人を思えばあまり欲深いのも確かにいけないな、多くの人の手を借りて今ここにいる事忘れちゃいけないな、穏やかな幸せを甘く見てはいけないな、等々。

 

そうね、確かにそれを忘れてはいけない。

ただね心がチョット窮屈なのか、何かを欲しがっているのか?

中学の頃渋谷の駅前で学生運動に取り組むヘルメットに角棒を持った大学生の中にセーラー服のまま 「どうしてこんな事してるの?」 と聞きに飛び込んでしまうそんな私が少し懐かしいのか、欲しいのか?(友達数人に危ないから行ってはダメと引きずりもどされましたが)

今年2月に衰え欠けた頭のの為に勉強して取ったある資格も・・・なんかこれじゃないんだよね・・・なんて。息子達もお嫁さんもみんなが喜んでくれたのに。

気をつけなけなきゃ・・・こうしたいは悪くはないけど・・・自分だけを満たす欲と道連れだと大切なものが見えなくなるかな?

 

人ってもしかしたら・・・ずぅ―っと思春期か思秋期の波の中かな?

父がよく言ってた言葉、と言うか私には言っておかなければと考えたのかもしれませんが

「いい時の感覚はその時の感情、空気をしっかり覚えておきなさい。迷った時、悩んだ時は今の事実より何かを乗り越えた時の感覚を思い出しなさい。事象は別でも乗り越えた事実が力になるよ。自分の乗り越え方を覚えていくんだよ。」

 

そうか・・小さな心の軌道修正をしながらもあの頃とまったく同じはあり得ない自分でも気持ちは綺麗にみずみずしくなるかな?