久しぶりに久しぶりの日記。
ドイツに来て7年と8ヶ月。地域に密着しているドイツサッカーの現場でいろいろとみてきた。いろいろと感じてきた。いろいろと驚かされたし、いろいろと考えさせられた。自分はここに来て、ここで頑張ってきて良かったと思っているし、ここでやってきたことは今後自分が日本に帰ったときに必ず日本サッカー発展の役に立つと確信している。
でも時にはその軸がぶれてしまいそうになるときもある。ドイツにいるものすべてが楽しいわけではないし、自分ではどうすることもできない問題に直面することもある。生活が安定しているときは、何の問題もなくできていることが、少し収入が不安定になったり、予想もしない支出が重なったりして、先行きが結構不透明な状況に直面すると、ほぼボランティアでやっている仕事を気持ちよくこなせないことだってある。そもそもそうした心配がない人でないとアマチュアチームの仕事に関わるのは基本的に非常に難しい。本来の仕事にプラスして質面倒くさい仕事を”クラブのために”という名目だけでこなしていくのだ。ユースのコーチにしても、育成部長にしても、それこそ会長であっても、別段の臨時収入があるわけでもない。その思いがないわけではないが、ほかのドイツ人と比べたらどうしても少ない僕にしたら、自分が関わりたいことに思うように関われないで雑用ばかりをお願いされたりすると、どうしても億劫とした気持ちを抱いてしまいがちになる。うちのチームには僕以外にもう一人ライセンス所得しているコーチがいるが、彼はサッカー協会から支給されるコーチ代(年間で360Euro)をそのままチームに寄付している。そんなことは今の僕にはできない。
将来のことはやっぱりいろいろと考えてしまう。来年の7月にA級コーチライセンス試験を受ける。とった後のことを考える。すぐに日本に帰って就職活動をすべきか。日本でどこかのプロユース教えることを考えるのならば、1-2年はこっちのプロチームのユースチームで経験をつむべきなのか。あるいはこれまでどおり地域に密着したチームに所属しながら、プロユースの練習を見学しに通ったり、どこかのチームに1ヶ月単位で短期の研修を申し込むか。
経験とは何なのか。情報は世界中に広がっている。練習メニューや進行の仕方自体に大きな差は見られない。日本の練習のほうが緻密で効果的だったりする。戦術にしてもこと細かく指導されるのは日本だ。ユース世代においては日本のほうが練習時間は多い。試合数も多い。でも実際にグラウンドでのゲームとなると、勝てなくなる。多ければ多いほうがいいのか。
過度のトレーニングで心身に負担をもたらすなどということは問題外として、必要な量の練習なのであれば、すればするほうがいい。となるとやはり問題となるのは質、本質に沿った練習であるかどうか、ということになる。サッカーというスポーツで求められているものを満たすことを要求された練習であるのかどうか。テーマに沿って練習メニューを組み立てるのは大事。しかしそのテーマを満たすことに目的が移ってしまう傾向が日本にはある。そのテーマを通してサッカーに置ける根源的な目的「ゴールを奪い、ゴールを守る。」果たそうとしているかどうか。
ユース世代において世界のチームと対戦しても遜色ないプレーができるようにはなってきている。スペインの国際トーナメントで話題になった柏ユース。ドイツの強豪相手に勝利を重ねた静岡選抜。世界のチームは個人のその後を見るが、日本においてはチームのその後が問題になってくる。それぞれがその後所属するチームのビジョン次第で、その選手の今後は大きく変わる。トップチームの試合に出れない選手のほうが絶対的に多い。しかし日本にはトップチームしかないクラブばかり。ドイツでは大概のクラブがセカンドチーム、U23チームまでもっている。そしてU23チームがないという実情の穴埋めになっているのが大学チーム。しかし前にも述べたように大学サッカーと独立したくくりでやるのは賢くないと思う。JチームのU23チームとして大学の施設を使ったりするのは賛成。でも大学チームだとその大学の学生でなければ所属できないし、移籍もできない。Jチームの20歳選手はトップチームで出れないからと大学リーグに出れるわけでもない。ナビスコカップをU23カップにするとかどうとかいう次元で話をしていてはならない。それならばJクラブがU23チームを持ち、大学チームと一緒にU23リーグをやるほうが全然いい。大学は大学で1クラブチームとしてトップチームやユースチームを持つべきだという自論はやはり面白いと思う。
日本のサッカーはオープンでないところが多すぎる。一つ一つのカテゴリーが独立自律したがるし、横や縦のつながりや交流が少ない。システムはシンプルであるべきだ。高校サッカーや大学サッカーという学校施設とサッカーというかかわりは本来面白いものだし、上手くやると理想的な環境にもなりえる。しかしそれぞれが勝手にやっていてはその施設も環境も生きない。つながりがなければならないのだ。
自分の今後の話だった。。。
とりあえずA級ライセンス講習会に既に参加したコーチ仲間と連絡を取っていろいろと話を聞いてみよう。まずは動いてみることだ。プロユースあるいはトレセンの練習現場に関われるように動いてみよう。ただ練習を見学するだけでもえるものは大きい。実際に教えているコーチと話ができればそれは大きなプラスになる。実際プロで教えるかどうかではないのだ。今の自分をレベルアップさせようと動いてみることだ。考え続けていくことだ。悩み続けていくことだ。その先に自分の求めるものがあると信じることだ。少しずつ形を成しえてきている漠然としたものを手放さないように追い続けることだ。
ドイツに来て7年と8ヶ月。地域に密着しているドイツサッカーの現場でいろいろとみてきた。いろいろと感じてきた。いろいろと驚かされたし、いろいろと考えさせられた。自分はここに来て、ここで頑張ってきて良かったと思っているし、ここでやってきたことは今後自分が日本に帰ったときに必ず日本サッカー発展の役に立つと確信している。
でも時にはその軸がぶれてしまいそうになるときもある。ドイツにいるものすべてが楽しいわけではないし、自分ではどうすることもできない問題に直面することもある。生活が安定しているときは、何の問題もなくできていることが、少し収入が不安定になったり、予想もしない支出が重なったりして、先行きが結構不透明な状況に直面すると、ほぼボランティアでやっている仕事を気持ちよくこなせないことだってある。そもそもそうした心配がない人でないとアマチュアチームの仕事に関わるのは基本的に非常に難しい。本来の仕事にプラスして質面倒くさい仕事を”クラブのために”という名目だけでこなしていくのだ。ユースのコーチにしても、育成部長にしても、それこそ会長であっても、別段の臨時収入があるわけでもない。その思いがないわけではないが、ほかのドイツ人と比べたらどうしても少ない僕にしたら、自分が関わりたいことに思うように関われないで雑用ばかりをお願いされたりすると、どうしても億劫とした気持ちを抱いてしまいがちになる。うちのチームには僕以外にもう一人ライセンス所得しているコーチがいるが、彼はサッカー協会から支給されるコーチ代(年間で360Euro)をそのままチームに寄付している。そんなことは今の僕にはできない。
将来のことはやっぱりいろいろと考えてしまう。来年の7月にA級コーチライセンス試験を受ける。とった後のことを考える。すぐに日本に帰って就職活動をすべきか。日本でどこかのプロユース教えることを考えるのならば、1-2年はこっちのプロチームのユースチームで経験をつむべきなのか。あるいはこれまでどおり地域に密着したチームに所属しながら、プロユースの練習を見学しに通ったり、どこかのチームに1ヶ月単位で短期の研修を申し込むか。
経験とは何なのか。情報は世界中に広がっている。練習メニューや進行の仕方自体に大きな差は見られない。日本の練習のほうが緻密で効果的だったりする。戦術にしてもこと細かく指導されるのは日本だ。ユース世代においては日本のほうが練習時間は多い。試合数も多い。でも実際にグラウンドでのゲームとなると、勝てなくなる。多ければ多いほうがいいのか。
過度のトレーニングで心身に負担をもたらすなどということは問題外として、必要な量の練習なのであれば、すればするほうがいい。となるとやはり問題となるのは質、本質に沿った練習であるかどうか、ということになる。サッカーというスポーツで求められているものを満たすことを要求された練習であるのかどうか。テーマに沿って練習メニューを組み立てるのは大事。しかしそのテーマを満たすことに目的が移ってしまう傾向が日本にはある。そのテーマを通してサッカーに置ける根源的な目的「ゴールを奪い、ゴールを守る。」果たそうとしているかどうか。
ユース世代において世界のチームと対戦しても遜色ないプレーができるようにはなってきている。スペインの国際トーナメントで話題になった柏ユース。ドイツの強豪相手に勝利を重ねた静岡選抜。世界のチームは個人のその後を見るが、日本においてはチームのその後が問題になってくる。それぞれがその後所属するチームのビジョン次第で、その選手の今後は大きく変わる。トップチームの試合に出れない選手のほうが絶対的に多い。しかし日本にはトップチームしかないクラブばかり。ドイツでは大概のクラブがセカンドチーム、U23チームまでもっている。そしてU23チームがないという実情の穴埋めになっているのが大学チーム。しかし前にも述べたように大学サッカーと独立したくくりでやるのは賢くないと思う。JチームのU23チームとして大学の施設を使ったりするのは賛成。でも大学チームだとその大学の学生でなければ所属できないし、移籍もできない。Jチームの20歳選手はトップチームで出れないからと大学リーグに出れるわけでもない。ナビスコカップをU23カップにするとかどうとかいう次元で話をしていてはならない。それならばJクラブがU23チームを持ち、大学チームと一緒にU23リーグをやるほうが全然いい。大学は大学で1クラブチームとしてトップチームやユースチームを持つべきだという自論はやはり面白いと思う。
日本のサッカーはオープンでないところが多すぎる。一つ一つのカテゴリーが独立自律したがるし、横や縦のつながりや交流が少ない。システムはシンプルであるべきだ。高校サッカーや大学サッカーという学校施設とサッカーというかかわりは本来面白いものだし、上手くやると理想的な環境にもなりえる。しかしそれぞれが勝手にやっていてはその施設も環境も生きない。つながりがなければならないのだ。
自分の今後の話だった。。。
とりあえずA級ライセンス講習会に既に参加したコーチ仲間と連絡を取っていろいろと話を聞いてみよう。まずは動いてみることだ。プロユースあるいはトレセンの練習現場に関われるように動いてみよう。ただ練習を見学するだけでもえるものは大きい。実際に教えているコーチと話ができればそれは大きなプラスになる。実際プロで教えるかどうかではないのだ。今の自分をレベルアップさせようと動いてみることだ。考え続けていくことだ。悩み続けていくことだ。その先に自分の求めるものがあると信じることだ。少しずつ形を成しえてきている漠然としたものを手放さないように追い続けることだ。