皆様ご無沙汰しております。
さて、唐突ですが先日とても面白い現象を目にしました。
それは。。
神田の西口商店街、とある中華系の業態が3店舗並んでいる場所があります。
餃子⇒ラーメン⇒ラーメンみたいな感じです。
普段は出店に関わる仕事をしていることも多いのですが、飲食店経営においては
立地を非常に重要視する声が多く聞かれます。
曰く、立地命ということをおっしゃる方まで。
しかしながら。この神田のお店で見たのは。。
神田の西口商店街といえばそれは人気のある一等地です。
しかしなら上記のお店のうち2軒はいつも満席。
一方で1軒だけ殆どノーゲスト。
これはどういうことか。
つまり、立地が良かろうが悪かろうがいい店ははやるし、そうでない店ははやらない
という基本的なことなんですね。
むしろ、一等地でなくてお店がはやれば、それこそ賃料が安いので莫大な利益を生みます。
今日は、そんな、立地に負けない本当の商売人の成功事例を共有しようと思います。
これは、南九州のとある割烹創作料理店のお話。
普段は昼で客単価1000円、夜で9000円くらいのちょっとしたこだわり料理を出す割烹を母親と息子さんの2名+アルバイト1名で運営をしています。
このお店場所は、市内では比較的大きな神社の裏手、すなわち誰も一見では来ないようないわゆる「隠れ家」立地の、しかも2階で店舗を経営されております。
坪数は10坪で、先数も15席くらいしかありません。
賃料にして10万円もしないようなお店のお話です。
しかしながら、このお店、驚くことなかれ日販にして平均20万円以上売り上げがたっているのです。
10坪の店で、20日営業で月間売り上げ400万円程度。
場所は先述の通り、地方の神社の裏の隠れ家立地です。
F/Lで60%(ホントは身内でやっているのでもっと低いと思いますが。)と考えても、手残りで余裕で100万円は残ります。
これはちょっととすごい数字だとお思いませんか?
果たしてどうして、これだけの結果を作っているのか。
皆さんなら、この課題にどのような回答を出されますでしょうか。
実は、このお店、これだけの驚異的な売り上げを実現しているのはお弁当の販売なのです。
通常の料理店で、席数のとらわれない売り上げの創出ということでお弁当をサブ的に販売するということはオフィス街などで良くやられておりますが、このお店のすごいところは
そういったものではなくて。。
市内の車でいける範囲の企業、特に製薬会社・商社などの外部の方を招いての会議などを行う企業に対して営業をかけて、完全予約製で2000~の会議弁当を受注しているのです。
それが毎日80~100個くらい売れるということで、それだけでもものすごい収益です。
完全予約制でロスもなく、しかも安定して高単価の売り上げを立てることができるということで、どちらかというと収益のメインはこちらで夜は趣味でお店をやっているような形になっています。
この商売の手法を思いついたのは、実はお母様がもともと夜のお店で働いて、1からお店を作り上げてきたということなのですが、その家庭で実は企業にはそのようなニーズがあるという情報を入手したからだそうです。
ホント、どこにチャンスが転がっているかわからないものですね!
立地云々といっている暇があれば、儲かるアイディアを出した方がいいですね!
というわけで、今週はここまで。
次回の更新は来週です。
それではまた!!!
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