タイの文化としてフードコートは見逃せない。
近代的で衛生的なフードコートは殆んどが首都バンコクにしかない、それも殆んどタイの経済発展に伴って最近になって現れたものだと思う。
しかしその原型はタイの庶民の間から自然発生したものだと、それは屋台街だ。
屋台が沢山集まるとそれは殆んどフードコートそのもの、ただ天井や屋根が無いだけ。
屋台街の周りには沢山のテーブルが無秩序に置かれ、屋台で買った食べ物を各自が自由に椅子に座りワイワイと食事を始める。
もちろん各テーブルはそれぞれの屋台が設置してある私物だけど、傍から見るとそれは近代的なフードコートの縁日版でしかない。
明るい蛍光灯が黄色いランプに替わっただけ、クーポンが現金払いになっただけ。
昼間バカ暑いタイではやや涼しくなる夕暮れになると多くの人が涼を取るため外出する。
夕暮れでもまだまだ家の中は蒸し風呂のようなので、家外で夕食を取る習慣が出来たのだと思う。
またタイ人はあまり家で料理をしないみたいだ、特にバンコクのような都会では尚更みたいだ。屋台で食べなくても総菜屋さんが沢山会ってオカズだけ持って帰ってる。
テーブルで気付いたことは無料で調味料が何種類も置かれてるけど、お水はミネラルウォーターしかなく有料だということ。
でもお水は自分で持ち込んで飲んでも怒られない、コップなんて置いてないからラッパ飲みしかできないけれど・・・。
バンコク一の繁華街サヤーム地区のお洒落なショッピングモールには必ずお洒落なフードコートがある。
その一つ、サヤーム・パラゴンの1Fに有るフード・センター、このサヤーム・パラゴンだけでなく殆んどのショッピングセンターに入るには金属探知機を潜り抜けなければいけない。
タイってそれ程政情不安なのかも知れない、観光してるだけの人間には分からない部分があるんだろうケド・・・。
この前もゴミ箱が爆発して女子高生が大怪我したって新聞に書いてあったけど、当たらなくて良かった。
このパラゴンのフードコートが一番お洒落だった、なんと食事するテーブルカウンターの上に大きな水槽が置かれてあって、自由に泳ぐ熱帯魚を眺めながら食事することが出来た。
ここには日本食のリーズナブルなお店が何軒か出ていたので、タイ料理に飽きた私の胃袋を癒してくれた。
どのフードコートもセルフサービスだけど、帰りには食べた皿やゴミなんか自分で処理しなくて良かった。
みんな清掃係の女の人が綺麗に片づけていった、当然これは彼女達のお仕事。
私が片づけたくても、お皿を運んで行く場所なんて無かった。
残念なことに今年の暴動でサヤーム地区の伊勢丹が入ったビルが壊された。
このショッピングセンターが一番綺麗かった、ほんとに大きくてビックリするほど近代的だったので、京都や大阪しか知らない私にとっては空前絶後の近代的ファッションビルだったのに惜しいなって気持ちでイッパイです。
またタイに行けたらこのビルがどう生まれ変わったのか見てみたいです。
またタイに行きたいな、次回からは南の孤島”タオ”島について書いていきます。

