「鮨つぐ」@関内(☆☆)


 いまや横浜一予約の取れない鮨屋がここかも。

 コスパ抜群で、美味しく楽しい。全ての鮨屋がこうあって欲しいとまで思わせる素晴らしさ。

 この店のために馬車道に月1回は通いたいが、予約が今や取れないから無理〜。

  
住所:横浜市中区住吉5-57-2 TYビル2F
電話:045-225-9117
定休:月曜・第3日曜
営業:17時半〜23時
 
 ビルの2階、階段上がって左の突き当たりにダークウッドの木の扉。

 中に入ると和のデザインの塗り壁の風除けのスペースで、さらに扉を開けて白木のカウンターに。

 坊主頭の若い大将のステージの後ろにはネタをしまう白木の棚。

 

22年2月4日夜の来訪。

 昼に電話して20時からで予約できました。
 しかし、この時点ですでに人気のようなので、基本的には1ヶ月先までは埋まってしまっていたようです。

  
烏龍茶 500円

 グラスに氷入りの烏龍茶。
 
ガス入りの水 400円

 ヒルドン。イギリスのミネラルウォーターだそうです。
 
おまかせ 10000円

 おまかせ一本です。

 

 千葉勝浦のマグロの握りから。大きめの中トロで、煮切りを塗っています。
 しっかりした感じですが、脂が乗っていて美味。シャリは赤酢のブレンドかな。硬めで好み。
 

 天然のホタテのブツ切り。煮切りにレモン。大ぶりのホタテで良いものです。シンプルに出すのもうなづけます。
 

 能登の岩もずく。細くコリコリしてぬるりと美味しい。酸味もバランスが良い。
 

 長崎の鰹のたたき。煮切りを乗せ、浅葱のペーストの薬味。大将はむっちりさよりも食感の方を大切にしているのかな。
 

 狩りはスライスしたもの。

 

 焼いたフグの白子とウニご飯。
 

 鰆のヅケの握り。少し大きめで熟成させたのか硬めで旨味の濃いネタが素晴らしい。これが一番良いかも。
 

 あん肝と奈良漬。「ひろ瀬」の定番メニューがここでも出るとは。もう寿司屋では鉄板なんだろうか。
 

 氷見のブリに辛み大根のぶり大根。ゆずポン酢をかけています。

 スミイカの握り。塩に酢橘。

 これもしっかりした食感。小気味良い。
 

 鰯の握り。細かく包丁を入れています。大きく身も厚く良いが、小骨がちょいと気になった。

 

 子持ちヤリイカ。
 漬け込んでいたツメを塗って。
 味は薄めかな。

 

 赤身のヅケの握り。これもネタが大きいので嬉しい。
 

 ムラサキウニ。軍艦で、溢れるほどのウニが甘く美味しい。
 

 ネギトロ手巻き。タマネギスライスと共に。
 

 煮穴子の握り。ふわふわ。ツメの味が濃い。
 

 味噌汁はシジミ。味噌汁は美味い。
 

 玉子焼きはプリン系。しっとりしていてほんのり甘い。
 

 甘味にイチゴ。甘みはそれほどでもなかった。
 

 追加で金目鯛。隣の人が食べていたので気になっていました。
 皮を炙っていますので香ばしい。そして、脂が乗っていて美味しい。3日間熟成だそう。
 

 それと締めに干瓢。海苔の上の握りで出てくるのでびっくりしました。白胡麻を振っていますが、感じるのは甘味に梅の爽やかさ。これはこの店で是非頼むべき握りですね。
 

 会計は10900円でした。

 破格のコスパです。

 この当時はコロナ明け前なので、その対応で思うところがあり、評価は☆☆(二つ星)になっていますね。

 

鮨つぐ寿司 / 馬車道駅関内駅桜木町駅
夜総合点★★★★ 4.0