「朝食 喜心 鎌倉」@鎌倉(☆☆)
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 ぼくが食べログで1位にしている「草喰なかひがし」の系譜。京都で人気の朝食の店が鎌倉にも出来ていると教えていただいたのは北鎌倉新しい銘店「Akiduki」のお姉さんから。「草喰なかひがし」の三男さんがプロデュースしているそうで、朝から午後まで朝食が食べられます。

 鎌倉で朝食を食べるならここで決まりですね!!

  
住所:鎌倉市佐助1-12-9
電話:0467-37-8235
定休:木曜
営業:月〜水曜8時半〜15時・金〜日曜8時〜15時/18時〜22時半
 

 佐助の十字路にある2階建ての日本家屋がこちら。
 大きな白いのれんのかかる玄関までのエントランスも素敵。軒下の木のベンチも昔ながらの風情。

 中に入り、1階には厨房に面した木のカウンター。道路側にはテーブル席です。
 黒い木のランチョンマットに上質な箸。

 厨房には土鍋で炊いているご飯が。

 

19年5月29日朝の来訪。

 予約はオープンテーブルから。少し遅れて8時10分の到着です。

  

 最初に出されるのは黒豆茶。香ばしい黒豆での香りが心地よい。
 飲んでみるとさっぱりなのですが、結構ふくよかに感じます。
 
喜心の朝食 2500円
 向付、一飯一汁。土鍋で炊き上げた白ご飯、お好みの汁物、本日のお魚お漬物がつきます。

 ご飯をいただく茶碗は選択できます。
 家内は高知の小野哲平さんのもの、ぼくは愛媛の石田誠さんのもの。
 
向付

 春野菜の白和え。
 茹でたか蒸したかした大きな春キャベツ、ブロッコリー、そら豆です。
 上に豆腐のペーストとすりゴマ。自分で和えていただきます。
 野菜を美味しくいただけます。さすがは「なかひがし」の系譜。

 

 次に土鍋で炊く白米の煮え端。
 これがよく知るお米とは全く違うお米のアルデンテ。少し芯が残り、周りはおかゆのようなとろみがあります。
 

 そしてご飯が盛られます。米粒は先程の煮え端とは全く違い、一粒一粒を美味しくいただける白米。
 添えられているのはセロリとキュウリの浅漬け、大根のべったら漬け、昆布の佃煮。

 結局3杯も食べてしまった。朝食は小盛りで1杯しかご飯を食べない人なのに。

 

 汁は三種からの選択。
 選ばなかったのですが、最初に書かれているのは海鮮和風トマト汁。この日は地元のタコとあさりとトマトのお汁だったそうです。次はこれを頼もう。
鶏と地野菜のみそ汁

 ぼくはこれを味噌は京都の五穀味噌と信州味噌の合わせ味噌を使用。具には春キャベツと新玉ねぎ、そして佐助周辺で名産だという大根、それにゴリッとした硬さが嬉しい鶏肉です。上に添えられているのはレモン。これが結構あいます。
喜心のけんちん汁

 家内はこれを選択。野菜のけんちん汁。建長寺のレシピのアレンジだそうです。れんこん、牛蒡、かぼちゃなど。使っている豆腐は腰越のもの。それに生麩は京都の「麩嘉」のもの。上には水菜。
 味噌汁と一緒だと、こちらが薄く感じてしまう。
 

 鰹のタレ焼き。杉板に巻いて焼いたもの。

 表面に大根のスライス、下に生姜のスライスだったかな。
 横に添えられているのは清見オレンジとクレソン。
 

 マルドンの塩をかけたおこげ。焦げすぎず、カリカリなもの。
 
地卵 230円

 生卵や卵黄だけという選択肢もあるようですが、温泉玉子でいただく。

 

古都の無添加ソーセージ 650円

 2本です。中身は粗挽きではなく、練り物系。好みのタイプではありませんでした。

 

自家製ちりめん山椒 300円

 ちりめん山椒。上品なものです。
 
揚げじゃが芋 300円

 素揚げした皮付きの新ジャガ。シンプルに美味しい。塩はやや薄め。
 
抹茶とお干菓子 650円

 干菓子は和三盆糖の塩落雁。とても美味しい。
 抹茶はカプチーノのよう。デミタスカップでいただきます。京都のプレミアムオリジンの抹茶だそうです。。
 
 近くの駐車場は朝食食べて1800円とめちゃくちゃ高い!! 次は奥の方にある駐車場にしてみよう。もっとも、電車で来るのが正解のようです。

 

朝食喜心 カマクラ和食(その他) / 鎌倉駅和田塚駅由比ケ浜駅
昼総合点★★★★ 4.0