「レストランアルティザン」@関内(☆☆彡)
http://artisan-yokohama.com/

 

 「ブラッスリー アルティザン」「ロティスリー アルティザン」に続き、佐藤シェフの3軒目はレストラン。フランスよりもニューヨーク的なデザインと空気、飾り付けるフレンチではなく小皿でガツンと美味い料理を出すスタイル、とても好ましい。
 
住所:横浜市中区日本大通36 シティタワー横濱2F
電話:045-228-8189
定休:月曜ディナー・火曜・水~金曜ランチ
営業:11時半~15時半/18時~23時

 1階に「カフェ ラ ラトゥーナ」や「横濱菓子ありあけ本館」がある石壁の現代的なビルの側面に階段があり、2階に登っていけます。

 2階のガラス窓にはピンク色のネオンの店名。階段途中の踊り場にはグレイのお店の看板。
 入り口は石をレンガのように積んだ感じの両側にガラス扉。

 中に入るとスッキリした白い壁のモダンなお店。
 ダイニングは外壁が開放的なガラスばり。白いテーブルクロスのテーブルには火の灯されたろうそく。

 一部にカーテンで仕切りができるゴージャスな空間が。

 

18年7月7日夜の来訪。

 職場の納涼会を25人で予約し伺いました。

  
ノンアルコールシードル 800円

 POMMILLONのノンアルコールスパークリング。
 
シェフにお任せコース
 注文は全員共通でこれを。
 
アミューズ(3種の野菜)

 銀のトレイに3種類の野菜の突き出し。塩とオリーブオイルが添えられています。
 真ん中はキャロットラペ。クミンが香り、良い塩梅で美味しい。
 右の黒いココットには水ナス。岩塩とオリーブオイルでいただく。水ナスはシンプルに激ウマ。
 左は枝豆。香りが良い大ぶりの枝豆です。

ウニとカニのコンソメゼリー とうもろこしのムースと

 冷たい石の皿にグラスで。フワフワで甘いトウモロコシのムース。生雲丹にシブレット。雲丹は香りがちょっと強いか。ムースの下にはコンソメジュレで、さらに下にはたっぷりのカニの身でした。
 
 パンは充実の味わい。バターがついてきます。

45度で1時間焼いたサーモン「ニューヨークの朝食」

 小皿で出ました。基本構成はエッグベネディクトです。
 サーモンは45度で1時間火入れし、脂の乗ったサーモンのみは柔らかく実に美味。
 その下にはさっくりした軽いパイ生地。そして4本のインゲン。
 上にポーチドエッグで、たっぷりのオランデーズソース。

セレブのクレープ(フォアグラ・トリュフ・グリュイエール)

 これも小皿ですが、実に大満足の一皿。焼いた生地の中にはとろけて旨味の濃いグリュイエールチーズととろけるフォアグラ。上にはスライスした黒トリュフです。流れ出す美味しいフォラグラの脂に、キャラメルのようなソースを絡めていただく。
 この店に来たら、ぜひこの一品を食べていただきたいとおすすめしたい。
 
骨付きUSアンガス牛 野菜のロースト ニンニクのコンフィー アルマニャックのソース

 まずは焼いたお肉を塊のままで見せてくれます。

 ブロック状に切ってもってきてくれます。充実の赤さ。
 フランス南西部のアルマニャック地方で醸造されるブランデーのソースとのことですが、肉のジュのソース的で、塩気がもう少し強めだと良かったかも。
 ニンニクのコンフィーはついていなかったのでも、物足りなさも感じてしまった。
 相対的に職員や家族からの評価も低かった。大人数での提供に微調節が間に合わなかったのではないかと思われるが、再訪時に肉料理の出来栄えを確認したい。
 
デザートウフアラネージュ

 ウフ・ア・ラ・ネージュは卵白に砂糖を加えて泡立てたメレンゲに火を通して固め、クレーム・アングレーズに浮かべたデザート。
 基本はフカフカのメレンゲです。上にはたっぷりのカスタードの一種であるアングレーズソースとサクサクのクランブル、そしてキャラメルのソースをかけていました。

グッドバイタリティ

 デトックスハーブティということでお願い。「ラ ティエール」のスペシャルセレクションの一つ。
 ハイビスカスでした。

 ところでトイレ前の洗面にはダイソンのエアーブレード。「NEWoMan SHINJUKU」の手洗いにも採用されていたこの最新のデバイスが採用されているのはすごい。
 
 大人数での対応誠にありがとうございました。
 メニューは最近ではプリフィクスになっているようなので、選択の幅が増えて、利用しやすくなっているようです。早めに再訪しなくちゃ。

 

レストラン アルティザン(restaurant Artisan)フレンチ / 日本大通り駅関内駅石川町駅
夜総合点★★★★ 4.5