「鮨 さいとう」の記録が書ききれなくなりましたので2項目めです。
「鮨 さいとう」@六本木1丁目(☆☆☆)
http://www.arkhills.com/shop/3160.html
ミシュラン三ツ星の店「鮨さいとう」が赤坂から六本木に移転。
赤坂時代はちょうどタイミング悪く、大将も憶えていない写真撮影不可の時期に当たって総評低かったのですが、改めて訪れるとその素晴らしさに目から鱗が落ちました。
高い美意識を味へとつなぐその実力、若さ溢れる軽快なトークで、「あら輝」とは違う素晴らしい美食劇場です。
住所:港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー 1F
電話:03-3589-4412
定休:日祝日
営業:12時~14時/17時~23時
16年9月21日夜の来訪。
前回はインフルエンザのため泣く泣く代打ちにお願いし、代わりに取っていただいたのがこの日。
20時半一人で。一人では初めてです。
最初は生いくらの出汁漬け。飲むようにいただく。振り柚子してあるので爽やか。ただ、漬け込み方としていくらに関しては地元の「渥美」の方が好みの味です。
それと富山の白海老。ねっとりして旨味が濃い。上には山葵です。
皮がとろんとして甘いタコの桜煮とむっちり良い食感の蒸しアワビ。
毛ガニの身を盛り付けて。
不思議なまろやかさ。
かけてある二杯酢の酸味が後からきます。
生雲丹。福岡のアカウニと北海道のバフンウニの食べ比べ。
アカウニはコクがあり、バフンウニはとろけていて甘みが濃い。
焼き穴子。これは定番。ハリのある身が嬉しい。
塩か唐辛子入りの醤油でいただきます。
後で出される握りの穴子とはまったく仕上がりが違うのに驚きますね。
つまみの最後に漬物の水茄子。さっくりと美味しい。
ここから握りです。
まずはヒラメ。
次に金目鯛。
意外にさっぱり目。
今日は皮が気になりました。
北海道余市のブリ。ヅケをサッとしていました。
旨味があり脂がたっぷりのっています。美味しい♪
静岡のコハダ。
ここから青森大間のマグロです。
まずは赤身のヅケから。
それに中トロ。背トロみたいな感じですね。
そして大トロ。その美味さは言わずもがな。
スミイカ。塩と酢橘でいただく。
新メニューの秋刀魚の棒寿司。
大葉を挟み、白胡麻を振って、底の方に海苔で支えるように巻いて手渡しです。
海苔に白胡麻、秋刀魚と香りの共演で美味しい!
蒸したての車海老。
尻尾を落とし腹を切って背ワタを取って握られています。
ムラサキウニの軍艦。
とっても滑らかな口当たり。
対馬の焼き穴子の握り。塩とツメそれぞれ。
こちらの穴子はふんわり柔らかい。
アサリの味噌汁。もちろん、アサリ自体はその姿がない。
旨味をだした汁に表面を覆うほどの刻んだ小ネギがたっぷりです。
干瓢巻き。
最後は玉で締め。かわらずプリンのようで激ウマ。