「スペイン・バスク料理 bihotza(ビオッツァ)」@伊勢佐木町(☆☆)
https://www.facebook.com/jatetxea.bihotza
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 横浜待望のバスク料理店。14年12月19日オープンです。
 未経験に近い香りと甘みの料理にご夫婦の目が届くこぢんまりした快適な空間。
 後からじわじわと美味しい記憶が蘇ってくる。そんなお店です。記録している間にまた行きたくなってきた!!
 
住所:横浜市中区長者町5-85明治安田生命ラジオ日本ビル1F
電話:045-315-3393
定休:火曜
営業:17時~23時

 ラジオ日本のビルの鎌倉街道側の路面にお店があります。
 黄色い店名を大きく掲げ、前面はガラス張りで扉はウッド、
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 スペインのバスク地方というと馴染みはないけど美食の国。もっと暗くて猥雑なお店を想像していたのですが、中は白い壁にダークウッドのゆかやテーブル、厨房に面したカウンターと、こざっぱりしたレストランらしいお店です。
 営まれているのはスペインで修行を積まれた阿児ご夫妻。厨房のご主人雅之さんとホールの奥様の亜紀さん。
 
15年1月26日夜の来訪。
 「アルティザン」 のマダムが行っているのを見て、所用のついでに伺う。
 
有機栽培オレンジジュース 500円
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 濃厚なものではなく、さっぱり系のオレンジジュース。量はたっぷりです。
 
アルプスワイン ぶどう液(赤) 500円
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 2杯目はぶどうジュース。こちらもさっぱり系でした。
 
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 突き出しにいただいたのは盛り合わせ。
 バスク名物のピンチョであるヒルダ。塩漬けのグリーンオリーブ、ギンディーヤ(多分)という青唐辛子の酢漬け、パンチのあるカンタベリア産アンチョビを串に刺しています。
 奥の小皿は刻んだタコとセロリとりんごのサラダ。甘い!それに香りが違う~。
 それにホウボウのパテ。オリーブオイルをかけ、柔らかめのバゲットにのせています。
 
タコのプランチャ 1300円
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 プランチャとはスペインの鉄板焼き。カタルーニャ地方が発祥とされています。
 上に盛られたタコは柔らかく蒸してあるような感じの蛸の足を焼いて香ばしく味わえるようにしたもの。facebookを見ると、真空調理をしているみたい。香ばしく美味しいです。それも、独特のハーブの香りがする。
 この下にはとても柔らかなセロリやカリフラワー。ハーブの香りが慣れ親しんだものではなく、また奥底に甘さがある。
 
カジョス 900円
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 スペイン風モツ煮込みです。
 ハチノスを中心としたプルプルのモツ煮込み。トロトロの筋なんかも入っているみたい。ひよこ豆にチョリソ。このチョリソがクミンの香りでとにかく美味しいが、自家製でした。トマトを使った辛味のある煮込みは、やはり独特の香りがします。
 スペイン料理はぼくが食べ慣れていないのでそう感じるのでしょうね。空いている間に再訪して色々食べなくちゃ。
 
富士幻豚のロースト 2200円
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 富士幻豚 は脂身に甘味があり美味しいけど、後半は脂がちょっときつくなった。……年だなぁ。
 手前にはトマトとたまねぎのソース。
 甘味ある蕪、大黒シメジ、甘~いペコロスのグリル。
 結晶の塩を添えて下さいました。
 
自家製和卵のプリン 500円
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 卵とクリームの味が良い、口当たりなめらかなプリン。
 宮崎県高城町のしょうご農園の和卵(かずらん)を使っているとのこと。
 キャラメルソースは普通かな。
 
コーヒー 450円
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 ローストがガッチリ効いたビターなコーヒー。この量でいながらエスプレッソに近い♪
 

Bihotzaスペイン料理 / 伊勢佐木長者町駅関内駅日ノ出町駅
夜総合点★★★★ 4.0