「吉浜橋中華食楽酒家 Blanc le piece(ブラン ル ピース)」@石川町(☆☆彡)
後藤力也シェフが元町の近くに新しく出したのはそのエッセンスがつまった新中華食堂。
2014年9月10日オープン。
ヌーベルシノワを気軽に味わうことのできる良店がまた横浜に出来たのはとてもうれしい。
住所:横浜市中区山下町276-5ル・グラン元町2F
電話:045-305-6796/090-8599-1485
定休:不定休
営業:17時半~22時半LO(21時以降は予約のみ)
後藤力也シェフがただ一人で厨房をされています。
どこかと思えば、「ビスコンティ」 の上でした。
オープンな階段を上がると、シンプルな扉にOPENの木札のみ。
中に入ってはじめてバラのような模様の白い壁に店名が現れます。
すぐに厨房に面したカウンター。
奥左には8人座れるテーブルの個室があります。
テーブルの上にはガラスの見せ皿と白い小皿に臙脂色の紙ナプキン。
飲み物は冷たいウーロン茶をいただく。おかわりを注いでくれますし、きちんと茶葉から淹れたものなので美味しい。
通常のメニューはもっと安いものらしいですが、今回は10000円でおまかせのコースにさせていただく。
シェフの方向性としては、フラリと来てもらってカウンターでアラカルトで楽しんでいって欲しいとのこと。コースももちろんあるけど、こじんまりと使い勝手の良い店をやりたいのだそうです。
アミューズ)赤ピーマンの皮蛋ソース
カクテルグラスに。フレンチの技法の赤ピーマンのムースは少し甘く、不思議な苦みのある皮蛋のソースがかけられています。
冷前菜)平目、生クラゲ、香港赤酢ポンズ
身のしっかりしたヒラメの刺身にブリブリした食感の大分の生クラゲを合わせたシェフお得意の構成。
上にはカイワレを乗せ、ソースには香港の赤酢のソースを。さっぱりしていて旨味があり、このお店ならではの中華料理がいただけてうれしい限り。
平目のエンガワの厚みがあるざっくりした食感にブリッとしたクラゲの食感の違いがまた泣かせてくれます。
温前菜)純粋金華豚ロースト、腐乳ソース
有名は平田牧場で育てられた掛け合わせをしていない純粋な金華豚のモモのロースト。薄切りですが、さすがのポテンシャル。甘みに旨味があり美味い。希少な純粋金華豚と聞けばなおさら美味しくなります。頭でもぼくらは食べていますからね~。
味付けはシンプルに塩胡椒点だけではなく、ワンポイントに使われているような腐乳のソースがまた美味い。臭みはなく、ただただ芳醇な香りと旨味が豚肉の素晴らしさを後押しします。
横にはマスタードも。
ズワイ蟹しんじょう、フカヒレあんかけ
ズワイガニの身を寄せたものが中央に。シンジョウと言うとすり身を思うのですが、これはほぼ旨味のつまったズワイ蟹の脚の身そのものです。ここにこれまた上質で美味い上湯をつかったフカヒレのの餡掛け。
上に柱がねぎとイタリアンパセリです。
大海老、小蕪のトウチソース炒め
ブリッと大きな海老とさっくり良い蕪の炒め物。味わい深い豆豉のソースを絡めています。それに青菜の軸。
横のフォークには塩して焼いた新銀杏。
ヌーベルシノワらしい美味しさ、後藤シェフの腕が冴える一皿です。
蒸し鮑、四川大豆ソース、チコリ、ブルーチーズ
ブリブリした蒸し鮑。その上に四川大豆を使った具のようなソース。
上にはざっくり切ったしゃくしゃく食感のチコリに独特の香りのあるブルーチーズです。
長崎牛ザブトン炭火焼、マコモ茸黒胡椒炒め
炭火で火を入れたザブトン。しっかり脂の美味さが味わえる良い火入れ。レアなので噛むとプルルンと歯触りよく、噛むと柔らかくとろけますね~。いや、素晴らしい。
それにマコモダケの黒胡椒炒めです。サックリした食感で良い組み合わせ。
添えられているソースはケッパーとドライトマトにビネガーから作られたもの。さっぱりして旨味があります。
緑のクレソンには中華ドレッシング。
松茸の和え麺
スライスした松茸をこれでもかと振りかけた和え麺。
細いストレートの麺は固めの茹で加減。旨味あるタレで和えてあります。松茸をまとった麺をいただくのはうれしいです。
上海蟹の卵とじ、雑炊
なんと雑炊です。上海蟹の味噌も濃厚で旨味を抽出したかのような出汁で煮られ、溶き卵を混ぜんでいます。
それに上海蟹の脚の身も。もうそんな時期か~と感慨もひとしお
デザート
杏酒のゼリーにグレープフルーツのほぐした身を混ぜ込んだデザート。
甘さは程よく、グレープフルーツの爽やかさと苦みに、杏酒の甘みと良い香りがうれしい。
最後に温かいお茶をいただく。
茶葉で淹れた烏龍茶だと思います。
ところで、後藤シェフ、しばらく韓国に行かれていたそうです。その間に韓国で3店舗の立ち上げにかかわられていたという。
日本に戻って、今度はこういうお店を、と精力的。
この後も楽しみなお店です。
後藤力也シェフが元町の近くに新しく出したのはそのエッセンスがつまった新中華食堂。
2014年9月10日オープン。
ヌーベルシノワを気軽に味わうことのできる良店がまた横浜に出来たのはとてもうれしい。
住所:横浜市中区山下町276-5ル・グラン元町2F
電話:045-305-6796/090-8599-1485
定休:不定休
営業:17時半~22時半LO(21時以降は予約のみ)
後藤力也シェフがただ一人で厨房をされています。
どこかと思えば、「ビスコンティ」 の上でした。
オープンな階段を上がると、シンプルな扉にOPENの木札のみ。
中に入ってはじめてバラのような模様の白い壁に店名が現れます。
すぐに厨房に面したカウンター。
奥左には8人座れるテーブルの個室があります。
テーブルの上にはガラスの見せ皿と白い小皿に臙脂色の紙ナプキン。
飲み物は冷たいウーロン茶をいただく。おかわりを注いでくれますし、きちんと茶葉から淹れたものなので美味しい。
通常のメニューはもっと安いものらしいですが、今回は10000円でおまかせのコースにさせていただく。
シェフの方向性としては、フラリと来てもらってカウンターでアラカルトで楽しんでいって欲しいとのこと。コースももちろんあるけど、こじんまりと使い勝手の良い店をやりたいのだそうです。
アミューズ)赤ピーマンの皮蛋ソース
カクテルグラスに。フレンチの技法の赤ピーマンのムースは少し甘く、不思議な苦みのある皮蛋のソースがかけられています。
冷前菜)平目、生クラゲ、香港赤酢ポンズ
身のしっかりしたヒラメの刺身にブリブリした食感の大分の生クラゲを合わせたシェフお得意の構成。
上にはカイワレを乗せ、ソースには香港の赤酢のソースを。さっぱりしていて旨味があり、このお店ならではの中華料理がいただけてうれしい限り。
平目のエンガワの厚みがあるざっくりした食感にブリッとしたクラゲの食感の違いがまた泣かせてくれます。
温前菜)純粋金華豚ロースト、腐乳ソース
有名は平田牧場で育てられた掛け合わせをしていない純粋な金華豚のモモのロースト。薄切りですが、さすがのポテンシャル。甘みに旨味があり美味い。希少な純粋金華豚と聞けばなおさら美味しくなります。頭でもぼくらは食べていますからね~。
味付けはシンプルに塩胡椒点だけではなく、ワンポイントに使われているような腐乳のソースがまた美味い。臭みはなく、ただただ芳醇な香りと旨味が豚肉の素晴らしさを後押しします。
横にはマスタードも。
ズワイ蟹しんじょう、フカヒレあんかけ
ズワイガニの身を寄せたものが中央に。シンジョウと言うとすり身を思うのですが、これはほぼ旨味のつまったズワイ蟹の脚の身そのものです。ここにこれまた上質で美味い上湯をつかったフカヒレのの餡掛け。
上に柱がねぎとイタリアンパセリです。
大海老、小蕪のトウチソース炒め
ブリッと大きな海老とさっくり良い蕪の炒め物。味わい深い豆豉のソースを絡めています。それに青菜の軸。
横のフォークには塩して焼いた新銀杏。
ヌーベルシノワらしい美味しさ、後藤シェフの腕が冴える一皿です。
蒸し鮑、四川大豆ソース、チコリ、ブルーチーズ
ブリブリした蒸し鮑。その上に四川大豆を使った具のようなソース。
上にはざっくり切ったしゃくしゃく食感のチコリに独特の香りのあるブルーチーズです。
長崎牛ザブトン炭火焼、マコモ茸黒胡椒炒め
炭火で火を入れたザブトン。しっかり脂の美味さが味わえる良い火入れ。レアなので噛むとプルルンと歯触りよく、噛むと柔らかくとろけますね~。いや、素晴らしい。
それにマコモダケの黒胡椒炒めです。サックリした食感で良い組み合わせ。
添えられているソースはケッパーとドライトマトにビネガーから作られたもの。さっぱりして旨味があります。
緑のクレソンには中華ドレッシング。
松茸の和え麺
スライスした松茸をこれでもかと振りかけた和え麺。
細いストレートの麺は固めの茹で加減。旨味あるタレで和えてあります。松茸をまとった麺をいただくのはうれしいです。
上海蟹の卵とじ、雑炊
なんと雑炊です。上海蟹の味噌も濃厚で旨味を抽出したかのような出汁で煮られ、溶き卵を混ぜんでいます。
それに上海蟹の脚の身も。もうそんな時期か~と感慨もひとしお
デザート
杏酒のゼリーにグレープフルーツのほぐした身を混ぜ込んだデザート。
甘さは程よく、グレープフルーツの爽やかさと苦みに、杏酒の甘みと良い香りがうれしい。
最後に温かいお茶をいただく。
茶葉で淹れた烏龍茶だと思います。
ところで、後藤シェフ、しばらく韓国に行かれていたそうです。その間に韓国で3店舗の立ち上げにかかわられていたという。
日本に戻って、今度はこういうお店を、と精力的。
この後も楽しみなお店です。
吉浜橋中華食楽酒家 Blanc le piece
(中華料理
/ 石川町駅
、元町・中華街駅
、日本大通り駅
)
夜総合点★★★★☆ 4.5