「天史朗寿司」@小田原(☆彡)
Tensirouzusi
 
 小田原駅前で美味しい寿司を食べるならここ。
 地元の魚を気取らず美味しく出す。単純なことがしっかりできているお店です。
 昼食難民になるところを、我が家はすくわれました。

住所:小田原市城山1-6-80
電話:0465-34-0832
定休:無休
営業:11時半~15時/17時~23時(日祝11時半~21時)
 
 JR小田原駅からすぐの場所にあります。
 地方にありそうな古めのビルの1階。
 地魚と書かれたビニール張りの看板に古い寿司屋らしい面持ち。
 中に入っても狭く古さを感じますが、なぜか落ち着く空気があります。
 左にはテーブル席、右にはL字型のカウンターで、カウンターに並ぶ席はぎっちりと詰まっていました。
 冷蔵ショーケースには事前におろされたネタが並んでいます。
 
14年3月18日昼の来訪。
 12時15分に仕事を上がらせてもらい、30分には家を出発。結構道は混んでいました。
 昼に予定していた13時半過ぎに食べようと思っていた「月読」に到着しましたが、なんとこの時間でもう蕎麦切れ終了。出発段階で電話しても出ない設定にされていたので予約も何も出来ませんでしたからね~。急いで近隣の食べるところで大丈夫そうなところを探してここに来ました。
 14時で先客は4人の奥樣方だけ。さすがにランチも終盤ですね。
 
店主おまかせ地魚鮨 2100円
Tensirouzusi02
 これが素晴らしい魚のそろえ。
 左奥から平目、塩を乗せて酢橘を搾っての提供。甘さで家内も喜んだスルメイカ、娘にあげたので食べていませんがホウボウの昆布締め、石鯛。手前は生姜を乗せたイワシ、黒鯛、甘みのある玉子焼き、鯵です。地元の魚をこうして食べることが出来るのは好きです。
 素晴らしかったのは巻物。まずはイカと酒盗の巻物。酒盗の濃厚なコクと塩分に、イカの甘みがねっとりと絡み合うもの。
 それに鰹節と青菜の漬け物の巻物です。
 味噌汁は魚のあらの味噌汁。魚の骨から出ているじっくりした旨味を活かす味付けでハッとさせられます。

いくら巻 1600円(3本)
ねぎとろ巻 2000円(3本)
かっぱ巻 700円(3本)
Tensirouzusi01
 娘は巻物で注文。3本の値段表示ですが、1本ずつで作ってくださるとのことで3種類が1本ずつです。
 細巻きも3種類、彩り美しい。ねぎとろは脂たっぷりで使っているネギは白髪葱。かっぱにはキュウリに白胡麻。いくらはそのまんまいくらが詰まっています。
 
 急な遅い時間でも美味しくいただける好みのお店でした。地元の店たるものこうでなくちゃ。ありがとうございます。
 

天史朗寿司寿司 / 小田原駅緑町駅
昼総合点★★★★ 4.0