「インドカレーハウス ナマステタージ 港南台店」(☆)
「インドレストラン タージ」
の駅前カジュアル支店。
それでも食べるインドカレーはしっかり美味しい本格派です。
気軽にインドカレーは流行りますでしょうか(笑)
住所:横浜市港南区港南台4-17-1立川ビル港南台パレス1F
電話:045-832-2339
定休:無休
営業:11時~15時半/17時~23時(土日祝11時~23時)
駅間近のビルの1階にあります。30年前、小学生のときに通った塾の1階にこんなお店がね~。
外観はガラス壁。おそらく他のお店の転用でしょう。像の絵柄や飾りのネオンで手っ取り早くお店の外観になっています。
中に入ってすぐは喫茶店のカウンター内くらいの大きさの厨房を見ながらホールへ。お店の大きさ的にも小さな喫茶店くらい。窓際にカウンター席があるのが驚き。先客なしなのでベンチシートのテーブル席に座らせていただきました。
壁は煉瓦模様で、小物やタペストリーはインドのもの。もちろん、店員さんもそちらの方で、音楽もゆるやかなインドの方面のものです。
09年5月1日夜の来訪。
この日から家内と娘は両親とともにお出かけ。
一人なので未食店であるここに。
ナマステタージセット Namasute Taj Set 2280円
サグマトン、チキンカレー、キーマカレー、タンドリーチキン、マライカバブ、ナン、ライス、サラダ、ラッシー又はマンゴーラッシーのセット。
銀色の網籠の紙を敷いてのっているのは巨大なナン。大きくとも中が空洞ですし、香りがとても良くバターも塗ってあってそれだけで美味しい!!
サグマトンは一番手前の緑色のカレー。すりつぶしたほうれん草が入っているのでしょうが、最初からその美味さに引き込まれてしまいました。中に入っている肉は固めの羊肉の塊。刻んだ生姜も生クリームもとても合っています。
チキンカレーは黄色いのでよくあるカレーに一番近いかも。赤く辛いソースと生クリームがかけられ、ここにも刻んだ生姜が。鶏肉は脂身を除き、柔らかな仕上がりに。
キーマカレーは奥の赤いカレー。挽肉の入るカレーでドロッとしていますが、3種類ともペースト状態は全部同じくらいか。少し辛めに感じました。
この3種、順に食べると似た印象なのですが、食べ比べると、あきらかにそれぞれの特徴が感じ取れます。サグマトンはほうれん草の青さをキーマは挽肉の味をなかなか引き出しています。
マライカバブはヨーグルトに漬け込んだ鶏肉。わずかな酸味とさっぱりした口当たりに柔らかさが意外に美味しく見直しました。
タンドリーチキンは真っ赤なスパイスを擦り込んだ骨つき鶏肉。
ライスは黄色いサフランライス。これだけ特に美味しくないかと思っていたら、カレーとあわせるとサフランの香りで御飯がまけずにその姿を現しよい感じに味わえます。
サラダは刻んだキャベツとニンジンにキュウリのスライス。フレンチドレッシングで凡庸です。
ヨーグルトにはすったココナツの果肉と刻んだフルーツが入っていました。
飲み物はマンゴーラッシーにしました。甘いマンゴーピュレの入るラッシー。甘いですね~。
カレー類は非凡に美味しいのに、ライスやサラダはなんとも凡庸。
タンドール料理もカレーもある一定のカテゴリーの料理で同じような食感なのが何度も通わない理由なのかも。
これが鶏肉の素材や日本人的味覚が合わさって発展したときに物凄いものができるんじゃないかと夢想してしまいました。
総評は☆(一つ星)です。いまや上永谷にも支店があるみたいです。
Nammaste TAJ 港南台店 (インド料理 / 港南台)
★★★☆☆ 3.0