「ダイニングバー 味庵」(☆☆)
横浜発 驢馬人の美食な日々-Ajian
 
 苦手としている東南アジア系の料理がとても美味しいお店。

 ダイニングバーなのに、子連れでも気軽に入れて格安で美味しい料理に舌鼓を打てます。

 ランチでは自分でゆでて調味する汁そばは食べ放題。とても素晴らしい!!
 
住所:横浜市港南区丸山台2-12-18
電話:045-849-8100
定休:火曜
営業:11時半~14時(土日祝~14時半)/17時半~23時
 
 石壁に黒い板張りの屋根。ちょっと洋風な感じでしょうか。看板は黄色のバックに赤い四角。
 裏手に車4台分の駐車場があります。そちらに停めて裏口から中へ。
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 中はゆったりした環太平洋っぽい音楽が流れる落ち着いた空間。木彫りの人形や壁の装飾品など東南アジアの香りが強い。「スラバヤ」 を思い出しました。
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 入り口入ってすぐには汁そばをセルフで取るスペース。そこから同心円を描くようなゆったりした席の配置。右には座敷席ですね。子連れにうれしい配置。

 

09年1月10日の来訪。

 昼食は一人でふらふら。目指したビストロは休業につき、環2めざして上永谷を通るとここが目に入りました。そういえば、以前ショコラマカロンさんから教わっていながら未訪でした。
 13時過ぎで席は空いていましたが、満席近くと人気です。
 
鶏挽肉バジル炒めご飯セット 1050円
 ランチのセットから選択。
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 バジルと赤唐辛子が入る鶏挽肉。辛味が強いけど美味しいなぁ。これを黄身が半熟の目玉焼きをのせた白米に混ぜて食べる。
 鶏唐揚げ2個つき。甘くてトロリとした東南アジアのたれがちょいと添えられています。
 サラダは刻んだ野菜ですが、ドレッシングが美味しい!! 酸味が強くなく旨みがある。
 東南アジアの味付けが日本人向けにだいぶアレンジされている感じです。にしてもバランスが秀逸。料理人の好みがぼくと似ているのかもしれません。
 
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 汁そばは自分でとりに行きます。写真はピンボケでした。
 細くて白い細い板のような米の麺をざるに7分目たっぷり入れて自分で20秒ほど茹でます。
 鶏挽肉と青い刻み万能ネギ、ガーリックオイル、唐辛子入りの酢、赤唐辛子などを自分で投入。最後にスープです。さっぱりしていて実によい。
 塩気が足りない人はそこに自分でナンプラーを。
 
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 最後にさらにゆずのシャーベットがつきます。
 
 これだけ美味くて至れり尽くせりでこの値段は安すぎます。
 総評は☆☆(二つ星)です。

 

 

09年3月20日夜に再訪。

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 終わってから家内の仕事の上がりを待ち、夕食は親父も一緒にここを再訪してみる。
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 いただいたのは座敷席です。
 
烏龍茶(ポット) 504円
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 飲み物はこれを注文。鉄観音と迷いましたが普通の烏龍茶のほうが飲みやすかろうと。
 クッションをつめた装飾入りの銀色のバケツに赤いクッションをのせてでてきます。中には縦に長い急須。烏龍茶が冷めないように工夫されています。さすがです。烏龍茶自体は普通かな。
 
挽肉とバジル炒めご飯 フライドエッグのせ 893円
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 この前ランチで食べて美味しかったこのご飯を家内に勧める。やっぱりこれが一番美味しい。
 
海老と法蓮草入り焼きそば 893円
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 辛くないと書いてあったので娘のために注文。米そばではなく、中華そば使用。
 蒸し焼いたような仕上がりで海老と法蓮草もたっぷり。味付けは塩ベースかな。確かに東南アジアらしさはないので食べやすかったです。
 
味庵ローストビーフ 840円
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 甘口ソースタレと辛口醤油タレを選べるので辛口醤油を選択。ローストビーフとありますが、薄いロースの焼き肉に近い。大根とにんじんのつまみたいなのがつきます。
 たれはやはりニョクマムを使っているのかな? 食べなれない調味料なので憶えなければ。
 
法蓮草の生豆子炒め 609円
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 ニンニクと豆子で炒めたガリッキーな法蓮草のソテーです。
 ちょい辛なのは赤唐辛子が入っているためでしょうか。
 
国産豚と香菜入り焼きソーセージ 924円
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 ソーセージ1本です。独特の風味がするので、やはり東南アジア系の香草が使われているのでしょうか。なぜかピーナツと生のキャベツがついてきます。
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 編みかごに入っている蒸したもち米(294円)が無料でついてきました。これはむっちりしていてなき穴か旨い。ただし、ソーセージ自体は塩味がそこまでないのでご飯と食べるにはどうかな。不思議な取り合わせです。

エビぞうすい 504円
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 鶏ベースのスープに雑炊のご飯と海老。刻んだ葱と香草です。スープはやはりカレー粉のような香りがします。

 

タイ風海老の揚げ春巻き 924円
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 下味をつけた海老を春巻きの皮で包んで揚げたもの。パリパリの皮で中は尻尾つきの海老です。
 スイートチリソースでいただく。
   
“カオマンガイ”蒸鶏のせごはん 819円
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 白米の上に蒸し鶏を乗せたご飯。特製のソースがついていて、ソースかけご飯のような味。しかし、また東南アジア系の香りがソースにします。薄切りきゅうり3枚が添えられていました。
 
海老焼売 609円
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 蒸篭に入ったシュウマイは上に海老が乗っていますが、中は豚肉メイン。
 
“パッタイ”さくら海老入り焼きそば 714円
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 米そば使用。透き通った幅広の米そばにもやしと卵と韮に干し桜海老です。ニョクマムを使っているのか普段食べない香りがします。
 
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 結果からいえば、味は良いものの大人にはたいしたことない辛味も娘には好評ではないようでした。
 子供用メニューももっとあるといいなぁ。

 

ダイニングバー アジアン (東南アジア料理(その他) / 上永谷)
★★★★ 4.0