「ジャルダン食堂」(☆彡)
http://www.jardin-shokudo.com/
小坪にあった「ジャルダン・ヴェール」が鎌倉に移転し、予約を受け付けない食堂としての再スタートを切っていることは前から知っていました。
鎌倉駅からほんのちょっと歩いた場所のこの小さなお店はベースのしっかりしたフレンチでシンプルに美味しいものばかり。
こういう空気が日本で作れるというのも良いなぁと思える食堂です。
住所:鎌倉市大町1-2-19
電話:0467-22-2272
定休:日曜・月曜ランチ
営業:11時半~15時/18時~22時
レンバイを通り抜けて、歩いてちょっとの場所にありました。通り沿いで人通りが少なく、目立たない場所です。可動式の緑色のひさしにガラスを通して中が見える古びた感じの木製の扉。
中に入ると、天井が金属製のむき出しなのでびっくりしました。厨房まで含めて囲われた壁は天井まで達しておらず、なんだか屋台みたい(笑)。きしみそうな木製の床にアンティークな感じの木製の椅子。チェック柄のビニールのテーブルクロスに赤い柄のフォークとナイフがセットされていました。
まさに食堂ですね。それもあちらの方の感じがします。
08年1月9日昼の来訪。
先客は3組。一人でしたから予約なしで13時に入れました。元々予約を受け付けていないようですが(笑)
インターネットでその時点の空席情報が閲覧できるようですから参考にすると良いと思います。
メニューにコースはなく、厨房の上の黒板にメニューがあるのみ。価格帯は非常に安い気がします。
瓶詰めされたフランス産のジュース。100%や濃縮還元のものではなく、甘くさっぱり目。
牛肉のリエット 580円
ガーリックバターを塗った薄切りの焼いたバゲットにたっぷりの牛肉のリエット。やや固めでコンビーフチックではあります。
パンは皮の苦味がしっかりしたもの。
レンズ豆のポタージュ 500円
白いカップできた細かなレンズ豆の皮も入るポタージュ。量はやや多目か。レンズ豆らしい風味がして良い味。
豚ロースのグリル 1050円
大きな豚ロース肉は事前の処理が良いのか非常に柔らかな仕上がり。エシャロットの入るマデラソース(なのかな?)なしでも十分に美味い。
付け合せはスライスしたポテトのフライトシンプル。
エスプレッソ
最後に注文。とてもクレーマの厚いエスプレッソで苦味がきいています。角砂糖がついていますね。
物凄く割り切った料理なところが驚きでした。
総評は☆彡(一つ星半)。次はサラダを頼まないといけませんね。
09年5月2日夜に再訪。
しばらく休業していたこのお店が期間限定で閉店した「ナディア」
の原シェフを迎えて「JARDIN SHOKUDO ver.2.0 Featuring NADIA」ということで営業を再開しているとナンシーさんのブログ
で知り、夜遅くに伺ってきました。
20時半で2テーブル空いていました。リアルタイム空席情報と違うなぁ。まあ、空いていたからいいけど。
ということで行ってみましたが、月曜日はスーシェフのシミズさん(って元のオーナーシェフじゃないの?)が担当するようになっているようです。
ジンジャーエール 400円
ウィルキンソンでした。
キノコのポタージュ 350円
上にはディルと刻んだパン。キノコ味がじっくりと味わえるポタージュです。何か一味足りないなぁ。
砂肝のコンフィ 750円
表面をソテーしてある砂肝でやわらかい食感。下にはレタス。これも塩梅はぼくとマッチしていない。もう少し濃い目がいいなぁ。レタスと食べるとこのコンフィは対比で美味しく感じますが、レタスの量が少ないからバランスは悪いと言えるか。
パンはフォカッチャっぽいのとフランスパンと。
デザートにアフォガートを。
「ジャルダン・ヴェール」のときもそうだったけど、塩梅的にぼくはいまひとつに感じるようです。
メインは結局注文しませんでした。今日の結果だけであれば総評は☆(一つ星)です。これは原シェフの料理が食べられると思って行ったのにそうでなかったことが理由だと思われます。
JARDIN SHOKUDO (フレンチ / 鎌倉、和田塚、由比ヶ浜)
★★★☆☆ 3.0


