「Pyreness(ピレネー)」(☆☆)

http://www.karuizawa-primavera.com/index.html
Pyreness
 
 「プリマヴェーラ」 の姉妹店。

 楢の木の薪を使った暖炉料理は豪快かつ素材重視の心温まる味わい。

 南仏もスペインに近い地方をイメージしたフレンチが軽井沢の厳選素材でいただけるのはうれしい限り。
 
住所:長野県北佐久郡軽井沢町1181-8
電話:0267-41-3339
定休:木曜
営業:16時~22時(水曜はさらに12時~13時)
 
 石組みを模したなかなか重厚な厚みのある壁と緑に囲まれた一軒家です。

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 駐車場に車を停め、表玄関に回りましたが、店の外観といい、外にある小屋といい、日本とは思えない雰囲気の良い空間。中に入っても高い天井に明るい天窓と宿泊した部屋を思い出させるつくりに広々したダイニング。

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 傍らには新鮮な野菜を置いた薪の暖炉があり、そこでは大きな塊の肉が焼かれています。

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 天井には青銅製のウマの頭。

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 奥の壁には西洋で見たような古い感じのフレスコ画があります。
 天気のよい日はおそらくテラス席を使い、広々としたスペースに出来る壁です。

 

06年9月6日昼の来訪。

 本来夕方からの営業ですが、朝に「プリマヴェーラ」でうかがうと水曜日は「プリマヴェーラ」に朝食のため来たスタッフが終了後にこちらに移動してきて、そのままランチから営業を始めるのだそうで特別にやるのだそうです。
 その確認が朝取れたため伺いました。なるほど、同じ顔です。「プリマヴェーラ」は水曜休みですからそういう人の配置にしているのですね。
 開店と同時ですから先客なし。ベビーカーを入れさせていただき、ゆったり注文。

 雨の中自転車で来る人もいて、結構人気があるようです。
 

Dejeuner 1900円
 

高原野菜とオマール海老のテリーヌ
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 本日の前菜はこれ。「プリマヴェーラ」では食べなかったのでちょうど良かったです。
 オマール海老に茹でたお蔵やニンジン、トマト、ブロッコリなどの野菜を白菜で巻いたテリーヌ。マヨネーズのソースで飾り、傍らに生雲丹のコノソメゼリー寄せかな?ちょっと記憶が…。シャクシャクした野菜の鮮烈な味わいもうれしいひと品でした。
 
ビンチョス(一口前菜の盛り合わせ) Hors d’oeavre varte facon de “pintxos”
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 本来メニューに書かれていた前菜はこちら。特別に出していただきました。
 皮をむいたプチトマトやムール貝の香草ガーリック焼きにグリーンオリーブなど。一口で食べられる前菜はスペインに近いフランスのものでしょうか。
 
鮮魚のアンショワイヤード Poisson a l’anbchayade
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 肉と魚を選べますが、家内は魚を。かます丸ごと1匹。アンチョビのソースをたっぷりぬりつけたもので、南フランスの名物らしいですね。これには家内が大絶賛。魚の素材から調理方法まで気に入ったようです。シンプルながらも楢の木の薪を使った暖炉が活きているようです。

若鶏の暖炉焼き パセリと黒胡椒風味 Poulet a la broche
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 ぼくは肉料理を。ドカンと大きな若鶏で、パセリと黒胡椒がたっぷり。暖炉料理の醍醐味ですね。下には青菜。

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 氷をのせた香草バターが付いてきますので、これで食べるのもよいかも。

 
コーヒー

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 飲み物は自家製のハーブティー。美しい色合いです。内容はレモングラスと何か…3種ほどのブレンドだそうです。

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 コーヒも頼みました。
 
 ちなみにこのお店、実はトイレ周りも素敵。
 手を抜かずに一貫した美しさをここでもこだわって保っています。石のタイルにレンガ壁。
 昼の明るい中もよかったけど、夜の雰囲気の良い時間にも伺ってみたい。娘が大きくなったらだなぁ。

 

ピレネービストロ / 軽井沢駅
昼総合点★★★★ 4.0