「ル・ゴロワ」 の写真を貼り替えました。

 表参道のクレヨンハウスにはまた必ず行きたいと家内が言っておりますが、赤ん坊連れは難しそうですね…。 

 
「Le Gaulois(ル・ゴロワ)」(☆彡)
Le Gaurois

 

 表参道という流行の発信地で女性に優しいフレンチを供するカウンター主体の店、

 人気のため予約が必要で気軽にというわけにはそうそういかないようですが、雰囲気は明るく常に満席。
 コストパフォーマンスに優れ、デザートにも定評があります。

 
住所:渋谷区神宮前4-3-21
電話:03-3404-0820
定休:月曜
営業:12時~13時半/18時~21時
 
 白とグレイにオレンジ色の店名を掲げる小さなお店。
 女性らしい可愛らしさを感じますね。店名は日本語とかなりかけ離れているのでちょっと戸惑いました。

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 入ってすぐに二人席、入り口の窓際に4人席、残りはオープンキッチンに沿ったカウンターで構成されています。白い壁には犬の絵がちょろちょろと落書きのように描かれていますね。

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 僕の座ったカウンター一番奥は1年ごとに犬が足されて書かれているようでした。
 

 実は月曜日の定休に気がつかず電話で予約をしたのですが、きちんと対応してくださいまして感謝しております。。


12月下旬に入っての来訪。

 クレヨンハウスに生まれてくる子供のための絵本を買いに行ったついでです。

 12時5分前に行ったところまだ準備ができていないとのことで、外に出て15分ばかり歩いて時間をつぶしました。

 
Dejeuner B (05年12月21日) 3570円
 昼なので、前菜2品、主菜1品、デザート、コーヒーのこのコースを注文。前菜、主菜はリストから選ぶことができます。

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 飲み物はぼくにしては珍しくグラスシードル660円を。やや色の濃いりんごジュースに近い色合い。

 こういうものを用意してくれているところはうれしい。

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 パンは自家製のそば粉入りパン。蕎麦を焼いたときの香ばしい香りがし、もっちりした感触にわずかな苦味がよい印象。無塩バターがたっぷりついてきます。
 
鴨と野菜の煮込みテリーヌ


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 鴨肉、野菜、レンズ豆、フォアグラのテリーヌ。ビストロ的料理で確実に美味しい。上にはバルサミコがかけられていました。サラダ仕立てで水菜やサニーレタスを初めとした西洋野菜の下には甘酢で付け込んだ蕪のスライス。赤い粒胡椒が散らされています。
 
人参のムースとトマトのクーリー

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 これがすばらしく美味しい。グラスに甘いにんじんのムース、酸味と甘みのあるトマトのクーリー、そしてコンソメのジュレ。滑らかな口当たりで、すくって食べるたびににんじんの甘みが増すような気がしました。

 

プラチナポークのソテー 粒マスタードとエシャロットソース
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 刻んだエシャロットと粒マスタードのソースを塗りつけたプラチナポークのソテー。
 同じくソテーされたブロッコリ、ネギ、かぼちゃ、茄子、冬瓜?などが重ねられています。
 ソースはバターを使っているようですが、比較的あっさり目。エシャロットと粒マスタードが上質の豚肉を引き立てていて良い。
 
デザート
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 ホワイトチョコレートのムース。濃厚で真紅のストロベリーのソース。密度の濃いストロベリーと甘く煮付けたオレンジの皮入りです。
 ネットでも評判ですが、確かにデザートも美味しい。デザートばかりが書かれているような気もしますが、料理の延長線上でしっかり美味しさが持続する感じです。

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 こちらはコーヒー。ハーブティーや紅茶も選べるそうです。
 
 トイレは一番奥。パリの地図が貼られ小物が置かれたトイレはまさにこのお店の縮図のようです。
 ただ、ちょっと気になったのが厨房の雰囲気。5人のコックがシェフから見習いまで忙しく働いているのですが、素材の吟味や準備の出来具合など厳しく見ているのはいいけど叱咤するのはオープンキッチンではやめた方がよいのではないかと思う。
 狭い厨房で一触即発な状態は見ていて気持ちよくないしね。
 
 総評はだから☆彡(一つ星半)です。味だけで言えば二つつけられます。せっかくカウンターなのですから、その意味も考えてほしい…というのは贅沢でしょうか。