知名度はありませんが、この店がどのくらいよいのか写真を見ていただければわかるかもしれません。
ということで未掲載だった初期の記事の写真を掲載します。
「international cuisine
subzero」(☆☆彡)
http://www.y-subzero.com/
港町横濱。その中心的モニュメント大桟橋に位置し、最高の夜景を誇るレストラン&バー。
フレンチをベースに各国料理をフュージョンさせた料理、青い照明やデザインなどの雰囲気…デートには最高の店です。
住所:横浜市中区海岸通1-1
電話:045-662-1099
定休:水曜
営業:17時半~22時半(LO)(土日祝11時半~14時半/17時半~23時)
大桟橋はその構造からして独特でうっとりします。
車で大桟橋の駐車場に入れ、上の階に登るエレベーターがまずよい。ガラス張りの箱が何も無いところに上がっていく…。ここからびっくりなのですが、さらに大桟橋は鯨を木で組み上げたかのような滑らかなデザインで出来ており、ライトアップをも美しい。
埠頭としては本格的なクルーズ時代に合わせた改修を行ったとあります。この日も豪華客船ASUKAが停まっておりました。
青い照明と大桟橋埠頭独特のデザイン。
暗いトンネルを抜け時から壁にはパワーの幾何学的に流れる映像が映し出され、幻想的光景に期待が高まり、広々したダイニングへと繋がります。間接照明のバースペースの向こうには一面ガラス張りの壁面とみなとみらいの夜景が広がっています。
19時から演奏されているマツノシゲオさんのピアノ演奏が雰囲気をいやがおうにも盛り上げます。その演奏されているピアノ自体もスケルトンで内部からライトアップされる見たことも無いモデルです。(後日ホテルニューオータニの喫茶で同型機を見かけましたが…)
まさに驚愕の連続。
ピアノから一番近い席、窓から2列目になりますが、夜景に変わりはありません。
ドレスコードはないのですが、あまりにもくだけた格好だと自分が恥ずかしくなるかもしれませんのでご注意を。
04 July Dinner Course
7500円のコースメニューです。
予約の時点でコースにするかどうか聞かれます。すぐにコースでとオーダー。すると、用意された席にはすでにメニューが置いてありました。
先付け)アオリイカのマリネ
メニューには掲載されていませんが、ガラスの小鉢に細かく刻んだアオリイカとズッキーニ、赤と黄のパプリカのマリネ。キャビアがちょいと添えられています。
冷前菜)鱧と京野菜の笹の葉包み 梅風味のガスパッチョ
アートなひと皿。中央に鱧と枝豆と鴨茄子のゼリー寄せが笹の葉にくるまれてのっており、周辺に完熟トマトのソースとオリーブオイルで美しく飾られた上に梅風味の寒天が散らされています。美味しいのですが、残念ながら鱧の骨が多すぎて食べるのに邪魔。彼女の目の前で口から出さざるを得ません。
温前菜)北海道の海で育った雲丹と帆立貝のラビオリ やわらか鮑とその肝のソースで・・・
緑色の鮑の肝の濃厚ソースがかけられた雲丹とホタテの美味しいラビオリに揚げた玉葱。
魚料理)夏鱸の網焼き 冬瓜のすっぽん煮 茉莉花の薫り
旬の魚の鱸の網焼きがスッポンの上品なスープに半ば浸かってでてきます。鱸の焼加減はちょっと苦味が強い。じゅんさいも入り面白い皿。
口直し)“情熱”のソルベ
コリコリとした刻まれた種が入るパッションフルーツのシャーベットにブラッドグレープフルーツの果肉のソースがかけられています。さっぱりしていて最高に美味しい品。
肉料理)オーストラリアの大地で育った仔羊のロースト コーリアン風ジャンボズッキーニ添え
メインはやや臭みある子羊の赤身肉の塊を焼いたもの。巨大なズッキーニの輪切りの上にのっています。アスパラとしし唐、ズッキーニのせんべいが添えられ、焼肉のタレのような辛味あるソースがかかっている。ズッキーニは秀逸ですね。
デザート)完熟メロンのアイスクリームとふわふわヨーグルト 旬果桃と木苺の冷たいスープと共に
メロンと桃、木苺がちょっとぶつかりあっているかな? しかし、見た目も美しく、女性をとりこにするデザートです。
コーヒー)バリスタチーノ 100%アラビカ豆を使った本格エスプレッソマシーンによる最高の味をどうぞ
イタリアで見たものを超えるクリームで絵を描いたカプチーノです。飲みやすく非常に美味しいカプチーノ。本場を越えていますね。絵はぼくと家内でかえてくる懲りよう。こんなところにも手を入れているのがうれしい。
ちなみにトイレは船の船倉のように狭い(笑)。デートスポットだけあり、女の子を連れてきていた男性が気合を入れて髪をとかし、香水をふっておりました。そんな場所です。