「春木屋 新横浜ラーメン博物館店」(☆☆彡)
04年1月15日、かつてのラーメンの聖地・荻窪の名店が満を持して新たなラーメンの聖地にオープンいたしました。
名店「春木屋」。ラーメンを食べ歩くものであればその名を知らぬものはいません。
そして、その名店は今も研鑽を積み重ねているのです。
住所:横浜市港北区新横浜2-14-21
電話:045-471-0503
定休:年末年始以外無休
営業:11時~23時(土日祝10時半~)
郡山の分店 から弟子を呼んで営業を開始したそうです。
ラーメン王こばちゃんか大崎さんが、味としてはその郡山が一番良かったと話していますので、3店合わせても、このラー博店が一番かもしれません。
本店で食べたのは15年以上前の大学生時代になります。当時ラーメンといえば荻窪といわれるほどでしたが、町でもっとも人気を集めているのがこのお店でした。駅を降りればハンバーグラーメンの看板(笑)で、玉子麺の「丸福」、テレビで作られた味(うろ覚えです)の「丸信」などと覇を競っていた、というと言いすぎでしょうか。当時から十分にうまいラーメンで、感激した覚えがあります。
「春木屋」の場所は元「勝丸」の場所です。地下2階の左奥。店構えは似たり寄ったりですが、内装はすべて厨房の形から改築されていました。
09年2月4日夜の来訪。
この日は妹一家とともにラー博へ。
冬麺も2杯ずつ食べているので今回で4回目の来訪。
奥のテーブル席で7人いただきました。
春木屋の冬麺 780円
作品名はほりごたつ。
最初にひらた目の大きな四角い皿に重ねるように四角く大きな海苔と温泉玉子。
海苔を千切って中を見ると、ブリブリ音が聞こえそうな極太の加水率高めの麺。これは油そばですね。しょうゆダレに漬け込まれたメンマ、白髪葱、刻んだチャーシューが具で、揚げたワンタンの皮と万能葱を振り、たれには鰹節や煮干の魚粉が効いています。ゴッツク美味い。これはやはり凄い。さらに上の温泉玉子を割り黄身を絡めていただきます。この変化も楽しい。
最後に残ったたれにとろりとしたおかゆを投入していただきます。
以下サイトからの引用。
毎回驚きの作品を創作する春木屋であるが、今回は良い意味で期待を大きく裏切った作品である。作品テーマは「掘りごたつ」、見た目からもイメージできる作品である。布団に見立てた海苔の下に「とろみ」が隠されているようだ。その中身は「食べてからのお楽しみ」と言いながら、「その秘密はズバリお粥です」と、「とろみ」についてのヒントを教えてくれた。もちろんそれだけでなく、様々な旬の具材が布団の下には潜んでいる。愉しみながらお召し上がりいただきたい。
味わい:4
創作性:5
テーマ:3
ミニゆずつけそば 650円
家内と娘にはこれ。やはり春木屋はつけ麺も美味い。
08年10月10日の来訪。
おなかは膨れていましたが、ここを食べないと終わりません。
ということで最後にこちらに。またカウンターです。
春木屋の秋麺 900円
作品名はサンドイッチ持ってきのこ狩り。
「秋の行楽である“きのこ狩り”を体感できる作品です。この中には、なんと7種類ものきのこを使用しました。そして、麺は、自家製の中太多加水ストレート麺なのでツルツルとした食感が楽しめます。その上、餡は麺にかかる餡と皿にひかれている餡の2種類があり、それぞれ味が醤油と塩がベースになっています。そして、この餡には5種類のきのこを使っています。それぞれ食べても、混ぜて食べても、旨味を長く感じることができます。残りの2種類のきのこを探していただく“きのこ狩り”と“サンドイッチ”の意味は実際に食べていただいて感じていただきたい作品です。想像以上のサプライズが隠されています。」
これも不思議な和え麺に仕上がっています。
四角い陶器の皿の上に中太ストレートの麺を盛り、蟹風味の透明な餡をかけ、さらに挽肉ときのこを混ぜ合わせたきのこ餡を上にのせて姫葱を添えています。
さて、食べ進むと気がつきますが、麺の下には千切りのキュウリ、それから海苔とご飯が顔を出します。一番下はレタス。サプライズはいいけど、この日4軒目としてはつらすぎました。
味わい:3
テーマ:3
創造性:4
08年1月21日の来訪。
2軒目はここ。
カウンターに先客一人。テーブル席にもひとグループいらっしゃいました。
「春木屋」の冬麺 850円
作品テーマは雪道。
3箇所がへこんだような変形した陶器の器に通常の醤油スープ。鰹節がきっちりきいた熱い油の層の浮くスープはこれだけで激ウマ。ここに雪道として描かれているのは白いバタークリームです。写真で見るよりも量が少なかったので、効果のほどは不明です。あまり感じませんでした。
中央には豚肩ロース肉のしゃぶしゃぶ。その上に甘辛いタレで味付けされ爽やかな風味もするマーマレード。これは味付けが濃いだけに面白い効果が。葱もこれに合わせた切り口ですね。
麺はいつもの麺ではなく、つるつるした感じの平打ち麺。幅広の長方形をしています。これは濃い味のスープに意外とあっていました。
ところで、最初に辛味ダレをつけるかどうか聞かれます。にんにくと赤唐辛子の混ぜ物で、龍上海のそれに似ていますね。これはインパクトも強く美味しいけど、スープの節系の香りを吹き飛ばしてしまうので使うかどうかは考え物だと思います。
07年10月12日の来訪。
3軒目は「けやき」で…と上がっていったが売り切れ。ここに戻ってきて食べました。カウンターに座りました。お客は結構入っています。
「春木屋」の秋麺 850円
作品テーマは「秋の風景」ということですが、別な命名を。
ずばり春木屋風二郎ラーメン。
ビジュアル的には面白いんです。穂先メンマのトンボが大判のばら肉の大地を飛び、背脂はいわし雲、キャベツともやしが森を表現。とんぼの目は丸く切ったニンジンです。
スープをすくうとやや表面に浮く油がきついな…と思いますが、熱々で秋刀魚の魚粉を使った醤油ダレのスープはパンチが効いていて美味しい。ただ、トンボを食べているときはこの油がどうにも気になります。
そして、このスープに合わせる麺は春木屋らしいふのり入りの自家製麺でがっつりくるストレートの極太麺。
トンボがなくなると気がつきます。パンチの効いた醤油スープにやや厚めでボリュームある肉、もやしとキャベツの具、そしてニンニククラッシャーで自分で搾り出してかけるニンニク。おおお! 二郎っぽい!! そしてこれがたまらなく美味くなってきます。極太麺最高!!
で、夕焼けに染めるというカイエンペッパーを投入。辛味がスープを変えてこれまた美味い。
味わい:5
テーマ:5
創造性:4
07年7月23日夜の来訪。
3軒目は移動してこちらへ。
子供連れなので、個室に案内されました。
「春木屋」の夏麺 900円
作品テーマ時遊という進化系の冷やし中華です。
作品テーマの「時遊(じゆう)」とは文字通り「時」を「遊ぶ」という意味だそうで、3種類の麺、3種類のタレ、2種類のローストを食べる側が自由に選べるので、最初に聞かれました。麺は平打ち・中太・細の3種、タレは醤油+ゴマ・醤油+トマトの2種、そしてローストは鶏モモと豚の肩ロースからの選択。
胡麻ダレ、平打ち、肩ロースで選択させていただきました。
最初に運ばれてきたのは白く長い皿にのせられた長い柄の木の匙、自家製のラー油、付けダレとしても掛けても使えるという胡麻ダレです。
麺が運ばれてくるとびっくりすると思います。深めのステンレスのボウルのような器できまして、内面が鏡のように麺を拡大して反射して見せてくれます。「KEYUCA」
というメーカーの食器…ではなく、調べると本当に斜めな切り口のステンレスボウルなんですね(笑)。
中の平打ち麺は冷たくシコシコ。醤油ベースのタレにすでに使っていて、白胡麻を振ってあるしそのままいただけます。具は細切りの胡瓜、ネギ、錦糸玉子、紫のスプラウトなど。ここに肩ロースのチャーシュー、これも美味いな~。
胡麻のつけダレにつけて食べると、醤油ダレをくわえた甘めの胡麻ダレでそこそこに美味しいか。ラー油は相変わらず良い味出しています。
春木屋の先代今村五男氏が考案した冷やし中華がベースとなっているそうですが、更なる発展を遂げていてアイディア溢れますね。
07年4月13日の来訪。
この日2軒目はここ。
19時半過ぎで先客3人と空いています。
「春木屋」の春麺 850円
これはヤバいくらいに美味いです。驚愕の味。ある種、ぼくの理想系。
コンセプトは“変化”。テーマ食材となる玉葱は、生・揚・煮・焼と全ての技法を取り入れ仕上げているそうです。
変形の口の大きな器にベージュ色の胡麻ダレベースの汁。麺はその上にガンと盛られ、具がのっています。
麺はいつもの春木屋のそれみたいですが、自家製の平打ちストレートですから、縮れさせていないみたいです。もちろん、この麺がガッツリうまいのは言うことありません。ぼくとの相性で言えば、この日最初の「龍上海」よりもだんぜんこちら。スープも濃厚な胡麻ダレで味噌のようにも思えます。深いコクに抜群の塩味のバランス、美味い~!!
付け合せは細切れにしたチャーシューと炒めた玉葱。甘さ際立つこれを投入して食べると甘みと肉の美味さが加わって変化が。
これにさらに自家製のラー油。謳い文句にたがわず、胡麻のような香りのする極上のラー油でごっつく美味い。もともとが胡麻ダレのスープですので、タンタン麺へと変えているようなものでしょうか。
最後にスープ割ができますとのことでお願いしてみると、店員さんが入れてくれます。見た目には塩のスープのようですが、玉葱からとったスープらしいです。最後まで余すことなく味わいつくしたい。
そして、素晴らしいのは運ばれてきてからスープがずうっと熱かったことです。麺をすすっていても、熱が冷めることはありませんでした。最初からスープが温められている、丼が温められている、そして、スープ割りも熱々。
この形式でラーメンを楽しむことが夢でした。それが実現したようで素晴らしい。今回もここが一番でしょうか。
まさに4段ロケット式に美味い。至高の1杯です。
07年2月7日の来訪。
冬麺最後になったのがこの店です。。
「春木屋」の冬麺 850円
かさね味と味噌味の選択ができるのですが、昨年に味噌を食べていることですし、かさね味で注文。
中には澄んだ塩のスープ。じっくり出汁のでたスープは美味。大根、りんご、にんじん、たまねぎをすりおろしたものをたっぷり加え、水菜、白髪葱に炙った厚切りのチャーシューが具です。柚子の皮と浅葱、白胡麻を振っていますね。
豚めし 350円
濃い目の味付けの角切りチャーシューをのせたミニ丼。上には白髪葱とと万能葱。その下には炒めたキャベツと半分に切られた味玉が。お腹一杯のときに来たので、食べ切れませんでした。濃い目の味付けなので、好みが分かれるかも。
特製ミニチャーシューメン 750円
06年10月22日の来訪。
お客はパラパラで空いています。
壁側のカウンターに座りました。
「春木屋」の秋麺 850円
春木屋の原点は「蕎麦」というように麺には蕎麦粉が使われている。具材にも蕎麦を意識したようで、茄子の煮浸し、シシトウなど和風テイスト。味わいは、見た目と違いしっかりとラーメンを感じさせてくれる、とのこと。
まず来たのは白い皿に天カスです。ややあがりすぎで苦味のある天カス。説明がなかったので、何かと思いました。
ラーメンは遅れてきました。スープは澄んだ醤油色。ガッツリと鰹節が効いたスープでたしかにうどん汁に近い。麺も細麺で蕎麦の色。かんだ食感はアルデンテの茹で加減でラーメンに近いけど、小麦を感じます。そして、その風味は完全に蕎麦ですね。
中央には小振りで電球のような茄子の煮びたし、ししとうといんげん、ゆでたニンジン、うずらの卵とチャーシューです。白髪ネギとおろし生姜も付いてきました。やさしい味付けで煮びたしのみが濃い味。
胡椒をスープに入れるとラーメンのように、七味を入れると蕎麦のようになるといいますが、たしかにそのイメージに近くなります。
ただ、ラーメン仕立てのそばとしか思えない(笑)。
06年7月12日の来訪。
この日4軒目です。
12時にほとんど満席になりつつあるくらい人気ですね。
「春木屋」の夏麺 950円
今回の麺はパスタ用のデュラム粉のみでつなぎには卵を使った自家製麺。
これに生クリームと枝豆のクリームソースをかけて焼いた枝豆、ベーコンのブロック、しめじ、赤と黄のパプリカをのせています。
麺はいつものものよりも腰がなく、つるつる感も謳い文句ほどありません。限りなくパスタに近い仕上がりで粉チーズをかけてたべるように出してくれるのですが、乾麺のパスタよりも生麺は難しいと思っているところにパスタよりも出来が今ひとつに感じてしまうゆるめのラーメンライクの麺を合わせた日にはどうしても拒否反応が。具はいただきましたが、麺は残してしまいました。
別添えに牛すじのスープが出されました。ビールで煮込んだ牛肉とのことで臭みはなく、基本的には大根、ニンジン、玉ねぎが具のコンソメスープに件の牛すじとベーコンの皮際の脂身が入っています。普通に美味しいと思います。
06年3月2日夜の来訪。
この日最初の1軒。
先客一人。この日はすべての店で空いていました。19時半でお客が並んでいるの「龍上海」だけみたいです。平日はやはりお勧めです。
「春木屋」の春麺 850円
小さい丼で醤油、塩、味噌、3種類の味が楽しめるのかと思っていたら、どれか一つという選択式でした。ここは前回の激ウマの記憶が残っているため味噌をチョイス。
小さめの丼に味噌ラーメン。やや焦げが浮いています。丼の中央には3種類のねぎ。わけぎ、レッドオニオン、長ネギの千切りを盛り付け。
麺とスープは基本的に冬麺と変わりないのかも。ねぎは確かに美味しいし、食べているとニンニクの香りも口に広がってよい。舌は満足しますが、頭のほうはちょっと首が傾げられる。それほど春麺に力を入れなかったのでしょうか。
ともあれ、ネギのシャクシャク間と清涼さはうれしい味です。
06年2月5日日曜日の来訪。
ぼく個人の冬麺一番はここ。
相変わらず日曜日でも空いている「春木屋」です。この日は3軒目に入りましたが、前2軒は合わせて1杯も食べていないので大丈夫かと。
「春木屋」の冬麺 850円
この店の冬麺は濃厚なラードで蓋をした味噌ラーメン。
ベースのスープは春木屋の驚くほど旨味の濃いもので、味噌ダレの味によって塗りこめられたりしていません。ウ、ウマい! 3軒目なのに!! 上には生野菜がたっぷり。細かく崩した茹で玉子も入っていますが、これがスープと一緒に口に入れるとサラリとなくなっていきます。肉は棒状のチャーシューとベーコンのような香りの強い肉、双方とも表面を焼いていて、美味いスープにばっちりマッチしています。
麺は春木屋のいつものそれで縮れた麺。この熱々のスープに負けていません。
春木屋でイメージしていたラーメンとは違ったパワフルかつ丁寧に作られたことの感じ取れる極上の一杯でした。ぜひぜひレギュラーメニュー化して欲しい!!
05年11月の来訪。秋麺目的です。
11時半で先客7人くらい。空いていますが退店が決まった「千草」ほどではないか。
選ばれた旬の食材は新米。
これが麺に練りこんであるとのことです。
そしてスープは塩。夏の味噌に続き、醤油ラーメンの名店が新たな試みです。
なんとなく香ばしさのある塩のスープはそのだしの深みが素晴らしい。白ゴマがういています。塩自体が美味しいのでしょう、心地よく感じるぎりぎりの塩気が大変気に入りました。
これに合わせる麺は新米を練りこんだ細い縮れ麺。米のためかぬめりはなく、やや固い麺の印象で、こしとはちょっと違うのではないかな? たべているとだんだんやわらかくなってきます。
具はチャーシュー。昔ながらという感じで大きく1枚。
半分に切られた半熟味付玉子。三つ葉の葉のみが彩りとして飾られています。
この塩ラーメンはぜひ定番メニューに昇格してほしいですね。ただし、麺は見直しが必要かな。
05年7月6日の来訪。夏麺目的です。
12時半で先客は2人のみ。平日とは言えど、やはり寂しい限り。「勝丸」も悪かったし、店の位置が悪いのでしょうか? それとも東京のラーメン自体が受けないのでしょうか。
「春木屋」の夏麺 900円
この店は温かいつけ麺です。
醤油ラーメンの店がはじめて出す味噌味。つけダレの上には白髪ネギがたっぷりで赤い糸唐辛子が美しい。複雑な味噌味にニンニクが効いていて美味いつけダレ。かなり趣の違った出来ですが、さすがは春木屋です。
麺はいつものごわごわした感じの太い麺です。極細の刻み海苔がのっています。
しかし、不思議と合わせて食べると美味しくない!? 麺が膨張したように感じてしまい、まったく箸が進みませんでした。不思議です。つけダレはあんなに濃くて美味しいのに。
水分調節の難しい麺だそうですから、湿気の多い夏でちょっとうまくいかなかったのでしょうか。
ショックだったので、具まで憶えていません。湯通ししたキャベツとぶつ切りにして照り焼きした焼豚がゴロッとしていたようで満足行ったはずですが。
評価を修正したといえども、いまだにラー博で一番高い評価のお店ではありますが、こと夏麺に関しては後れを取っているように感じました。
以前の食べ歩きの記録です。
そのとき、開店直後で待ち時間無し。年末にも空いていました。この事実には愕然しました。東京の名店はわざわざ横浜で食べる必要がないとラー博にくるお客さんは考えているのでしょう。
ワンタンメン1150円と味玉100円(だっけな?)、ミニ中華そば550円を券売機で購入。外にあるテーブル席に座りました。待ち時間はなしです。
ミニ中華そば 550円
中華そばの外観は昔ながらの醤油ラーメン。澄んだ薄い醤油色のスープに油の層があり、縮れ麺の上にチャーシュー、メンマ、海苔、ネギといったシンプルな具が。
スープは臭みに感じてしまうギリギリを見切ったものすごく濃厚な昆布と煮干の味と風味。おいおい、どこがあっさりなんだ?というくらいのコク。あっさりな感じなのにどっしり舌を震えさせます。そしてその熱さがまた素晴らしい。飲むのをやめられません。実はワンタンメンを食べていたのですが、そちらのスープのほうがより深い味わいです。これは何ででしょう? そういえば、創業以来継ぎ足し続けたタレや特注の醤油がまた他にない深い旨みを出しているのかもしれませんね。
麺は朝6時から作るという自家製麺。手もみで縮れさせたその麺は従来のお店にはないもっちりしながらサクッと食べられる不思議な食感。そして、縮れ具合良く、極旨のスープがまたよく染み込むし絡みます。
具のチャーシューもしっとり旨い一品で、別注の味玉もやや半熟加減でタレの染みた品。
これぞ名店の真骨頂!!
ワンタンメン 1150円
ワンタンは少量の豚肉の具で皮がプリプリで極上品。
このワンタンがスープの味を微妙に変えます。良い方に変えてくれますので、ぼくはワンタン麺をお勧めいたします。
つけ麺 800円
醤油ダレは通常のスープとは違って濃い醤油色をしています。
厭味のない美味しい酸味のあるつけタレは他にない味で良いですね。
麺はいつものやや色の濃い縮れ麺。白胡麻が振られ、三角形に切られた海苔がなぜか2枚のっています。