昨日(10/30)は朝からハロウィーン。前夜祭を催行するつもりが、なぜか朝っぱらから気分上昇して明るく過ごした。そもそもこの祭のなんたるかを知らないのではあるが。

 

朝食はいつものようにキャベツとキューリのマヨネーズ和えをシェイクしたものに、プレーンのヨーグルト。近頃はリンゴ入り。

朝飯も魔女の使いとハロウィーン

 

入院中は微糖のヨーグルトで手が出ず、栄養部にプレーンをと注文したが聞き入れられなかった。

さわやかやサラダに溶けるヨーグルト

 

食事は、ダイエーの大好きなかき揚げを煮た天丼。塩分はほぼゼロ。

朝寒や炊きたて飯を椀に盛り

 

箸休めの牛しぐれ煮と鮭の腹一片も同居。

天丼は昨夜の余り秋曇

 

お椀は豆腐、白菜、人参などを昆布出汁に、味噌抜き。

減塩の暮も長し今年米

 

食後はボケ防止音楽。喉が具合悪くてカラオケは卒業したので、家でぼそぼそ歌うだけ。

朝寒の指の迷ひし新楽譜

 

昼は体重コントロールのため、ビスケット1枚となにやらお菓子と柿と甘くない紅茶。

クッキーと紅茶の昼餉柿日和

 

あっという間のランチが済んだら、ウィーン土産はそのまま和室に待機。

黒猫の眼に棲む決意ハロウィーン

 

 

日暮れにはまだ間があるが、いよいよ前夜祭開始。それにしても意味のワカラン祭だ。

やや寒や人形相手に酒を酌み

 

咽喉が潤ったら、めでたい時のCh.Sociando Malletシャトーソシアンドマレ。

ワイン開けて村のハロウィン始まりぬ

 

抜栓と同時に、幸運なことに家内が帆立とマッシュルームを焼いて来た。

ゆるゆると茸焼く香の満ちにけり

 

で赤ワインを見て、家内は塩抜きの素焼きの牛肉を作ってくれた。好みのワインを飲む時は、つまみ類は無くてもいいんだけど、あったら嬉しいので感謝しています。

肉皿の朴の一葉や縄のれん

 

ほどよくワインに酔うころに、晩餐。めでたい日はお寿司。ワインは放しませんが。

若き日の半量新酒を持て余し

 

昨日買った鮪の方が新鮮過ぎずマグロらしくていいかも、と恐る恐るお礼申し上げた。

秋の夜の到来物のワインかな

 

我家の天ぷらはこれからは長ネギの季節、茄子もまだ香りが良い。

ともかくも天ぷらにしてそぞろ寒

 

胡瓜揉みは茗荷添え、米酢のストレートに効いたキュートな味わい。

食卓に温暖化の影冬隣

 

酒が済んだら畳にゴロンと横になって、柿を剥いてもらった。酔った後の柿はうまい。

酔ふて食ふ柿の甘さや生きてをる

 

で、ハロウィンの今朝はゴキゲンに筋トレ、その後神社を2か所回って来た。

 

いつもの筋トレをする公園の真上に、白い雲と澄んだ空。

天高しウォーキングの靴新た

 

公園の東には太陽の通り過ぎたくつろぎの空。

公園のラヂオ体操秋澄めり

 

褐色脂肪細胞を賦活したら、歩き出して秋麗。

雲通ふ天の渚や秋麗

 

民家の増える辺りにも巻雲すじぐも。

秋の雲くんずほぐれつ遊びつつ

 

 

やがて大きな別所沼に着いた。空にはなにやら立体的なすじ雲。

沼の水面には枯葉が泳ぎ、漂い、やがて沈む運命に身を委ねている。

紅葉且散るやがてすべては沼の底

 

ウォーキングも後半に入る頃、西堀氷川神社に着いた。

神社にはご神木の楠木が聳えていて、ありがたいことに誰でもが触れることができる。一礼して両手をべったりと木肌に押し当てていると、木の息遣いが伝わり吾が心を洗ってくださるような気分になる。「浄化」などと妙な言葉は使わないが、胸のつかえが消えるような心地よさだ。

楠木の青鮮やかに雁の声

 

大きな両部鳥居の前からは富士山が見える。今朝は雪の色は見えなかった。

十月の富士白からず淋しかり

 

 

次の神社へ向かう道すがら、そこにあったNTTの寮は建て替えられるようで、高いクレーンの先にも秋天があった。

クレーンの先に始まる秋の空

 

で、ほぼ毎朝お参りする田島氷川神社は静かな朝だった。

お庭に紫御殿が咲いていた。花が無ければ嫌われそうな姿の草なんだけど、花は可憐で高貴な桃色。露草の仲間とか。

露草に神の始める旅用意

 

さぁ今夜はハロウィン、渋谷に行かずに家飲みだ。まぁいわゆる収穫祭なのだろうし。