今朝は久しぶりにのんびりと楽しみながら筋トレ&ウォーキングをした。

筋トレ公園の真ん中にある木の枯葉が散り、隙間だらけになった。

 

枯葉散る風吹く夜に泣きながら

 

風が吹くから

枯葉は泣いて

夜に散ったよ

 

最近、幼い子を連れたお母さんと笑顔を交わすようになった。「おはよう」と「またね」だけなんだけど、お誕生日近くかなと思われる子もよちよちしながら、ニコニコしてくれる。

お母さんはアジアのどこかのご出身のようだ。

 

片言のおはようの朝風冴ゆる

 

片言でおはようって

うれしい朝になった

冷たい風は吹いたけど

 

筋トレ後はまた歩き出し、次の公園に。朝の早い時間には保育園の子供たちがまだ来ていないので静かすぎ。間もなく遊具に遊ぶ園児らでにぎわうはず。好きだった冬草はすっかり刈られて、遊ぶ子供たちには好都合だろうけどなんだか寂しいな。

 

草枯の朝日全部を吸い込みぬ

 

草は枯れているから

朝日は行き場を失って

消えた

 

太陽は上昇せぬまま横へ移動し、日差しは遠く、気温も低く、冬になったのだな。

 

高々23.4度の冬日かな

 

地球は傾いている

23.4度ほど

冬が来るワケだ

 

師走のお浄めの水が夏場の気忙しさとは違ってゆっくり揺れた。師走にも関わらずなのか師走故なのか分からないけど。

 

たちまちに静まり返る冬の水

 

冷たい水は

粘度が高い

すぐに平になる

 

日常的な庭掃除もやりすぎると味わいが失せる。枝も切り過ぎれば間抜け面。

すす払いにやり過ぎはないだろうけど、ピカピカに光るほどに磨いたりはしない。

 

リズムよき煤払受く垂木かな

 

すす払いは

気ままにやると疲れる

外の高い垂木は特に

 

HAIKUを外国語の短い詩と思えばどうということはないけれど、俳句にしようとすると眩暈がする。

三行に拘るか、切れを維持するか、季題は必須か、これらを全部要求するか、どうしよう?