ウォーキングに飽きた朝はサイクリング。

連日の筋トレ等で疲労が溜まって来たので20㎞弱でしたけど、風が無いのでもっと走れたかなと後悔気味。

 

まずは月讀社に安全祈願。ここですでに5㎞地点なのだけれど、国道を突っ走ているので安全な気がしている。ここから国道を逸れてしばし町中を行くので、自動車も人間も自由に振舞いだして怖い。

 

枯蟷螂狛犬の背に動かざる

 

荒川土手から見る富士山も打ち続く山々も薄い雲の中って感じで姿はぼやけてた。もしかしたら少し暖かいのかも。

 

富士からの風の渦巻く冬田かな

 

この位置から望遠にして眺めると、吹雪にはならないような雲が掛かり、登山道もかぎ裂きとは言えないくらいに雪に埋まっている。案外おだやかなのかな。

 

富士の嶺や百粁先の雪女郎

 

走りながら場所を移動しても、短い時間では天候は回復せず靄って見えるだけ。

 

雪しまく富士も遠目はマシュマロぞ

 

それでものどかにサイクリングするうちに、ガスは晴れてきたかも。

まぁそうでもないか。富士山を眺めるポイントとしてはここが一番好き。

 

雪嶺や地を這つてでも生きよ我ら

 

冬田を貫く道をトラックが行く。休め田に忘れ物ってことはあるまい、でも荷台は空っぽ、何しに何処へ行くのだろ?

 

荷台から屑物投げる寒施行

 

やがて土手を降り、秋ヶ瀬公園を行けば、静かな冬があった。平日なのでバーベキューの喚声も匂いも無く、自転車を漕ぐ音だけ。

 

寒林へ自転車を漕ぐ道は無い

 

桜草公園の休憩ポイントに近づく辺りは背の高い芒の原。所々に群生する枯れた泡立ち草もご愛敬だ、腹は立たない。

 

手招くは背後の人をか枯芒

 

公園の中に入っても道沿いに芒は続き、茎も葉も赤味を帯びて揺れている。南天の太陽はまだ昇りきってはいないようだ。

 

往還の人影淡き冬日かな