忘年会シーズン突入。
本当は月初めのランチ&飲んだくれ会が第一回なのだけれど、正しい忘年会は夜の街を徘徊するべきなので数えないことにする。
賑やかな膳に小松菜も居る
予約なしで天ぷら屋に行ったら満席で、さすが金曜日ってことで断念。待つのは性格上基本的に向いてないので、ふらっと歩いた。見つけた庶民の和食屋さんが受け入れてくれたのですっきりした。なので天ぷらを追加した。
熱燗が凛と食道を通過した
セットの揚げ物は茄子のはさみ揚げで、魚介の練り物とは分かるけれど正体不明。焼き魚に添えられたサツマイモが悪くない。
初冬や肴の味はやや薄め
色々食べてから『ではお食事をお持ちします』と給仕さんが言うのは不思議と外国の人には映るらしい。今まで食べていたのは何か?と思うのかも。ほどよく温かい鰻飯を食べたら、最後にかき揚げ丼とかより楽しいかも。
冬の夜のうなぎご飯にほんわか
最後はぶどうのゼリーが香り良くて印象的だった。
良く香る葡萄ゼリー冬浅し
生ビールをがんがん飲んで気が大きくなって、隣駅までJRに乗って出撃した。その店は代替わりする前から通っていたので、かれこれそれあれ長い付き合いだな。
冬温し三年ぶりのママの声
何年かカラオケもやってないし、喉がずっと炎症っぽいし、何も歌わずだらっと飲んでから、駅への帰り道の途中にあった音楽ライブをやる店がカクテルバーに替わっていたのでふらっと入ってみた。バーテンの技量が分からないのでまずはマティーニを。
…ピールが効いてないなぁが第一印象。
コート脱いで座るさてマティーニを
もう一杯飲んでみるかと、ドライベルモットからスィートベルモットへ。
カクテルはマンハッタンの冬夕焼
酔いの深みに甘みが快適で、勝手な評価ではこれはなかなか良い出来。
花金を久しぶりに痛飲したなぁ。
バーを出れば北風が頬に当たる
駅では間違わずに電車に乗り、二駅先で乗り換えて帰宅した。座ると寝てしまうので立っていた。触ると痴漢になるので、手はポケットにしまっておいた。酔うのは苦労だ。
高架下に寒さが渦巻いた