雨上がりの朝ですが、露と言っても朝露の儚さはなくそこら中に蔓延する露の朝です。

画像で見ると煩いだけ。

 

露しとど健やかな薄味に慣れ

 

秋の草に露が押し合い()し合いして、運よく成長したら滴と成って地に還る。運の悪い奴は蒸発することになる、ヒトも同じかな?

 

落ちますよ大きな露の育ち過ぎ

 

今朝気づいたってのも変だけど、植物の種類によって露の留まり具合は様々だ。

垣根として守る気概に溢れた山茶花では、硬い葉の上にはぼってりと重厚に留まる。

 

ツバキ科の葉にこてこての露の玉

 

盆梅を地植えにして自由を与えたので、その梅の葉の上では露も寛ぎを見せる。

 

葉の海の上に離島を描く露

 

我家では古株になる白樺には若木とは違う魅力がある。この白樺には庭主の高慢さからか緊張感の無い露。

 

白樺の老美しき露の宿

 

白樺の足元の芒には、虎の威を借る狐のごとく、でれっと露の寝そべる。

 

芒には露とも見えぬ朝の跡

 

芒の穂はまだ幼く将来の姿が見通せないけれど、若さには可能性という色気がある。

 

朝の庭の若き芒の穂の色香

 

露を眺めながら、人生ってのをっちょっと考えました。

振り返るなんて失礼なことはしませんが、あやふやな予測をする代わりに今の自分を励ましましたよ。