昨夜は土産のアンリシャルパンティエのショートケーキを食べてからビールを飲み、ワインへと進んだのですが、浮かれ気分でケーキを先に食べるとなんとなく腹が張る感じで酔いが鈍かった。

そのまま突入した晩ご飯もときめかなかったし、よくないな。

黄昏やケーキよりまず生ビール

 

今朝は業界の事務所へ、サイクリングがてら出向きました。

途中で市民の憩いの場である別所沼を散策しました。

普段着の沼の釣り人秋隣

 

重きドア手動で開ける夏の朝

 

事務所入口

ハンカチを取り出す君の家の前

(今日はただの事務所なんだけど)

 

雑事を済ませたら、サイクリングを続けて大戸氷川神社へ。

公民館の建物が写り込んでいますが、境内に町内会等の建物を建てることはよくあって、それほどに生活に密着していると喜ぶべきことなのでしょうね、きっと。

境内に公民館有り水遊び

(子供たちの喚声が聞こえた気がして)

 

こちらの鳥居の神額に『氷川大明神』とあるのが珍しく、明治政府が廃止したはずの神道への仏教の影響が残っているのかな。

それに『神』の文字はあり得ない気がするが。

百日紅申を身内の神の文字

 

大戸氷川神社の本殿は先日の大久保神社以上の千木鰹木を具え麗しい。

鰹木の影の濃さ増す枝払

 

実は大戸氷川様の狛犬が剽軽もので可愛いのです。

胴部は細目で秩父の狼信仰の流れを汲むかな。

狛犬の怪訝な目つき暑苦し

 

振り返っているようにも見える阿形の下顎は悲しいことに破折したようだ。

禅林寺の「みかえりの阿弥陀」を意識したのだろうか、大明神のこともあるし。

顎を欠く狛犬強し油照

 

お参り後は西堀氷川神社に回ったのですが、いつも静謐で気持ちが良いのです。

段差あり結界示す木下闇

 

こちら西堀の狛犬もかなり個性的です。

拝見するたびに原初的で、「どこから来たの?」と聞きたくなります。

口は極端に大きく、その上の鼻は唇と見間違うほどに平たく、続く目には頭上の髪が被さり、結局顔の全部がデフォルメされていて。それなのに歯の数は犬歯間に前歯左右3本づつと肉食獣の基本形を維持する正確さがおもしろい。

 

外つ国の顔持つ狛犬苔青し

 

お参り最後に、西堀氷川神社内の三峰神社にはいつも只ならぬ妖気を感じます。

こちらの狛犬は狼ですね。

木漏れ日に揺れる狛犬目の涼し