大安寺の仏像に脳みそを刺激されて心が高ぶってしまったので、展示を抜けてからは織部に見入ったりしながら休憩しました。

 

落ち着いてから散歩がてら考古館に行きましたが、その後に目的の一つである東洋館へも行きました。

以下は思いつくままにご紹介します。

 

まずは脇侍で触れた三尊形式の古典的お姿を。

脇侍は蓮に乗っているようですが、返り花はありませんね。

蓮華蔵世界観にまだ達していない時代とか有るのかな。

 

ペシャワールの如来も大好きです。

崇高な表情は尊敬の対象として相応しい。

 

如来について修行中の菩薩はまだ浮世の宝飾を身に着けておられます。

菩薩立像

 

交脚弥勒菩薩

私はいつも強い意志を感じる仏像ですが、破壊されながら静かなお顔は残った運の強さからそんな印象を受けています。

交脚のお姿もなぜか魅力的な佇まいです。

 

腰かけた仏像の脚の表現には、1交脚2(はん)()(ぜん)()の三種類あります。

 

有名な中宮寺のご本尊は半跏思惟像です。

(はん)()()()像は右足を左脚に載せているお姿で、寺伝では如意輪観音ですが弥勒菩薩半跏思惟像と考えられています。

思惟は右手を頬に触れながら物思いに耽る形ですが、本像をようく見ると指は頬と離れています。

これは造像時には木造の上に漆や金で整形する余地を残していたためらしいのですが、今となってはこの隙間が魅力の根本にも思えます。

 

また東博の法隆寺宝物館にはたくさんの金銅仏に同類の形式が見られますが、今回は訪問せずでした。

参考までに、大阪野中寺の弥勒菩薩半跏像を

 

三番目の(ぜん)()椅座(いざ)像は両脚を下ろしてお座りで、白鳳期の傑作深大寺釈迦如来が身近で好きでした。

 

深大寺に行って、蕎麦でも食べたいね。

母の月例句会はこの深大寺の蕎麦屋さんで開催されていたし。

 

 

(続く)