ボージョレ・ヌーヴォーの騒動もコロナ禍のせいか落ち着いているような気もしますが、町へ出ればそれなりに盛り上がっているのでしょうか。

 

自宅の玄関にはスキーと並んで1991のボジョレーヌーヴォー樽が思い出に飾ってあります。

アホなことに この頃はバカ騒ぎをしておりました、そのアホ記念に。

スキー板買い変えぬまま歳を取り (黄色はスキー板を包んでいます)

 

10人くらいで樽を空けてからジャンケン大会となり、ジンベースでニコラシカをバーテンさんに作らせて飲みまくりました。ジャンケンで負けたら一気飲み。飲んだらその次の人とジャンケンで、負けたらまた一気飲み。だから不運な方は トイレに籠りながら『グー』などと叫び、そこで負けたら誰かがジンニコラシカをトイレにお届けして飲んでいただいた(笑) 棄権はできないルールなので、意識のあるかぎりジャンケンポンと叫んだよ。

ジャンケンに負けた時のとてつもない絶望感はその後経験してないな。

 

その大宴会はヌーヴォーのせいではないのだけれどね、ただの口実でさ。。

拡大図

飲み干せるワインの樽や冬に入る

 

バカ騒ぎを止めてからはどこかへ出かけた際に、時にはグラス1杯だけを記念に飲んでいましたが、この十年程はそれさえも止めて無関心を決め込んでおります。

 

商品見本借用

フランスの香整う新酒かな

 

これはヴィラージュとこれ見よがしに名乗っていて、大した意味はないけど、若干高い。

 

そもそも ワインの評価にフルーティなんてありえ~んのだ(笑) 

イチゴの香?って妙な事を言うんじゃありませんよ、ワインはスパイシー命ですから。

 

そんなワケで、今夜はジョセフドルーアンのブルゴーニュ

ストーブの軽き音するワイン会

 

値段はボジョレーヌーヴォーの半分。あの不味いワイン1本で2本買える。

 

まぁ今年酒って自分と同じ2022年を共に生きたのだから、変な感慨とともに飲む気分はとても好き。

でもそれならホイリゲもあるし、ニッポンのマスカットベリーAだって新酒はある。

清酒はもちろん新酒だけど、こちらは基本的に寝かさないので一括りにはできないな。

 

それに共に生きたとの意味では我が家の柿にも同じ感情があるので、こっちで十分。

共に老い柿剥く妻の背の丸し

 

三食作っていただき感謝しておりまする。。