昨日から冷えて来たので ハロウィン気分もりもり。
ケルトの祭だそうですが、問題ない(笑)
2022/10/07 読売新聞埼玉版 Friday≫さいたま の俳句欄に 選者の橋本榮治さんの講評に『吝い』と言う言葉があり、ルビが振ってありましたが知らない言葉でしたので、広辞苑第六版と付録とに当たりました。
※下に拡大加工図あり〼
漢字として『吝嗇』の言葉から想像できる通り、吝いは『けちである、しみったれだ』とあります。
また吝しの歴史的仮名遣いでは『しわし』『しはし』のどちらかは不明でした。
吝はしわいの他にやぶさかと読みがあり、
1『物惜しみをする。やぶさか。けち。吝情』
2『うらむ。ねたむ。吝気』
悋気もねたむことですが、『特に情事に関する嫉妬』かも。
吝坊または吝ん坊は『しわい人。けちんぼう。しみったれ。』
吝嗇には『けち』の読みもあります。
吝かとは
1『物惜しみするさま。けちなこと。』
2『未練なさま。思い切りの悪いさま。』
3『(…に吝かでない)の形で、…する努力を惜しまない。ためらうことなく…する。』
以上、言葉の意味はようやく分かりました。
その上で講評を読み直してみましたが、この句から吝情はあまり感じません。
さらにこのご夫婦をけちん坊と感じる人がいるだろうかと ちょっと疑問に思いました。
鍋焼を二人で一つの夕餉かな 重月
などと類句は山ほどありそうな老いの世界を知っていれば、この十二文字を吝いと見たりはしないでしょう。




